郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

船橋のリサイクルセンターと清掃工場を見学して ②

2017年11月28日 | 日記
道路を挟んで反対側に位置する「北部清掃工場」に向かいました。




ここは、それまで稼働していた旧工場を解体して、今年の3月に新たに建設されたものです。
全てが新品ピカピカ!
およそ昔の清掃工場とは、佇まいから雰囲気まで異なります。

見学するためにエントランスへ向かいました。
ここで、見学者は下足を脱いでスリッパに履き替えなければなりません。





すぐ目に入ったのは、リアルタイムで示される現在の工場稼働状況の表示です。
有害ガスの排出を極力抑え、ゴミを燃やして得た副産物も表示で分かります。





見学した時間帯はちょうどゴミ収集車が回収に出ている時で、ほとんどゴミの搬入はありませんでしたが、それでもゴミが運び込まれてから処理されるまでのプロセスをガラス越しに見ることができました。







工場の運転は、全てコンピュータ管理されており、制御室の職員以外は目にすることがありません。
臭いも全くしないため、まさにクリーンセンターです。
焼却余熱では電気を発電していました。
工場で消費する電力はもちろん賄い、余剰電力を電力会社へ売却しています。



見学の最後に窓越しに外を見ると、未だ古い工場が解体途中でした。
そして、その隣には真新しい建物が建っていました。

これが、今、売り出し中の「ふなばし 森のめぐる湯 :『メグスパ』」でした。
清掃工場の余熱利用施設として、新工場と共にオープンしたとのことです。
名称の由来は、以下によるものです。
・清掃工場から発生する熱「エネルギーがめぐる」
・温浴設備で「体内循環がめぐる」
・地域を盛り上げる各種イベント会場として市民が交流できる、「地域をめぐる」

因みに、ここが「メグスパ」で、清掃工場は愛称が「メグプラ」です。
かなり無理したこじつけのようですが、ここ船橋市北部地域は今でも緑が多く残る地域で、「森のめぐる工場」だから、MEGURU PLANT→メグプラ というわけです。



大浴場や温水プール等を備えた「心と身体のリフレッシュ温浴施設」として売り出し中でした。
尚、経営は指定管理者(株)ふなばしEサービスが行なっているようです。

しかし、ここは公共交通の便が良くなく、最寄りの北総線小室駅や新京成線三咲駅や北習志野駅からの少ない本数のバスに頼っています。
もともと清掃工場なんていうのは、住宅街からは離れた所に立地していましたから…。

次回は、この見学前に市の環境部資源循環課の職員による座学について報告します。
実は、そこから「ゴミ処理の有料化」への思惑が見えたのです。

-S.S-

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