テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

Nikon 遊 4X10D CF vs Seek 4X13 付け足し

2012-03-13 23:55:29 | 双眼鏡 望遠鏡


前回の記事で意図的に抜かした比較項目があります。 外観(デザイン)です。 手持ちのSeekは、ワンプッシュでケースに出し入れできる手軽さ故、カバンのサイドポッケや、衣服のポッケに小銭やキーリングと一緒に放り込まれていることが多く、小傷がいっぱいです。それでも機能的に全く問題ないのがSeekの性能のひとつなのですが、あらためて記事で披露するのは、使い込んだシュアファイア6Pじゃあるまいし、かえって記事の意図とそぐわない気がしたので、Web上の画像を集めてみました。






遊については、単独紹介の記事で優美な鳥にみたてたショボイ写真以上に、公式ホームページ(上のバナーからリンクしています)が、遊の魅力的なデザインを伝えるのにはずっと長けていますので、お手数ですが、そちらをご参照下さい。ワタシの感想としては、Seekで気になるパーツの合わせ目を、メッキパーツと形状で上手く目立ち難いよう工夫した遊ですが、パーツの射出成形痕、接眼側の継ぎ目など、もう少し上手くスタイリッシュに処理する方法は有ると思いますし、前に記事に書いた、高価なグラムあたり単価からすれば、そのような処理がしてあって当然とも考えます。おそらくは、消費者が購入する価格以上に、ニコンが外部に課しているコストがきついのが原因だと考えますが、自ら、ニコン史上最薄、最軽量を謳い、販売ルートも、メガネやさんに積極的に展開するような新規性を目指しているのですから、もうすこしがんばって欲しかった。パーツ単価にすれば、せいぜい100円のパーツが200円になるくらいのものですから、マーケティング上で狙った”ハイクラス”コンパクトではなく、こだわって作り込んだ結果のハイクラスであって欲しかったと思うのが心情です。現在のニコンの拝金主義、大げさに言えばおごりのようなものが見て取れます。

と言うわけで、ワタシ的にはあまりすることがナイので、ここまで、あいすみませぬ。