そもそも、双眼鏡は必要無かった。
以前の記事に書いたように、望遠レンズ小僧だったワタシは、暗めの単焦点、3倍望遠ズーム、500mmレフレックス、これらの望遠レンズでのファインダー画像にて事足りていたのです。
まぁ当然のことですが、写真機用望遠レンズには、双眼鏡につきものの、色収差、像面湾曲収差、コマ収差、周辺画像の劣化等は僅少で、気になると言えば、場面によっては周辺減光があるくらいのもので、三脚以上にノーモアビノキュラーな光学機器ライフを送っていました。
で、そんなワタシの意識を若干揺るがせるきっかけになった記事のひとつがコレ。

1991年のBE-PAL増刊の文人の塩野 米松氏(この本の中では民俗学の碩学として、そのフィールドワークに使用するモノを紹介している、この人は、東京理科大学理学部応用化学科出身の文人という経歴の持ち主で、小惑星にYONEMATSUというこの人にちなんだ名前が贈られるほど天文分野でも功績のあったヒトでもあり、南方熊楠、柳田国男を組み合わせたようなヒトで、著名な絵本(創作、再話)作家でもある)に関する記事です。
当時、ある程度荷物になるほどかさばるなら、カメラ+望遠レンズを迷うことなく選択していたワタシですが、ツァイスのポケットグラスには心惹かれ、欲しいなぁと思いながらも、21年前で定価7万以上(ニコンの最上位機種とそんなに変わらない)の値段には躊躇せざるをえず、望遠レンズに比べて、ガラスが少ないのに何でこんなに高いんだと憤慨気分を小出しにしていました。その後、2軸ダハという同じ構造のニコンスピノザを買うワケなんですが、やはりツァイスポケットグラスに対する羨望は捨てがたく、双眼鏡初心者にありがちな、倍率の高い方がよく見えるんじゃないかなぁと思って買ったのでした(同じ口径8X20ならツァイスに劣る?、10X25ならツァイス8X20よりエライ?)。
以降、かなり長期間、スピノザ10X25は、どこに行く場合でも役立つ道具として出掛ける際の必需品でありましたが(実際、今でも全く使える双眼鏡なのですが)、ポケットグラスに対する思いというのはどこか根底にあって、国産の小型高性能機であるSHIRSTONE BINOCULARS Samrai 8×24 DCF WPを買ってからも、気になる存在で、”発症”の記事で予告したように、思わず、ポチッとな、してしまったのであります。
以下、次回!!(というか、まだ来てない)
以前の記事に書いたように、望遠レンズ小僧だったワタシは、暗めの単焦点、3倍望遠ズーム、500mmレフレックス、これらの望遠レンズでのファインダー画像にて事足りていたのです。
まぁ当然のことですが、写真機用望遠レンズには、双眼鏡につきものの、色収差、像面湾曲収差、コマ収差、周辺画像の劣化等は僅少で、気になると言えば、場面によっては周辺減光があるくらいのもので、三脚以上にノーモアビノキュラーな光学機器ライフを送っていました。
で、そんなワタシの意識を若干揺るがせるきっかけになった記事のひとつがコレ。

1991年のBE-PAL増刊の文人の塩野 米松氏(この本の中では民俗学の碩学として、そのフィールドワークに使用するモノを紹介している、この人は、東京理科大学理学部応用化学科出身の文人という経歴の持ち主で、小惑星にYONEMATSUというこの人にちなんだ名前が贈られるほど天文分野でも功績のあったヒトでもあり、南方熊楠、柳田国男を組み合わせたようなヒトで、著名な絵本(創作、再話)作家でもある)に関する記事です。
当時、ある程度荷物になるほどかさばるなら、カメラ+望遠レンズを迷うことなく選択していたワタシですが、ツァイスのポケットグラスには心惹かれ、欲しいなぁと思いながらも、21年前で定価7万以上(ニコンの最上位機種とそんなに変わらない)の値段には躊躇せざるをえず、望遠レンズに比べて、ガラスが少ないのに何でこんなに高いんだと憤慨気分を小出しにしていました。その後、2軸ダハという同じ構造のニコンスピノザを買うワケなんですが、やはりツァイスポケットグラスに対する羨望は捨てがたく、双眼鏡初心者にありがちな、倍率の高い方がよく見えるんじゃないかなぁと思って買ったのでした(同じ口径8X20ならツァイスに劣る?、10X25ならツァイス8X20よりエライ?)。
以降、かなり長期間、スピノザ10X25は、どこに行く場合でも役立つ道具として出掛ける際の必需品でありましたが(実際、今でも全く使える双眼鏡なのですが)、ポケットグラスに対する思いというのはどこか根底にあって、国産の小型高性能機であるSHIRSTONE BINOCULARS Samrai 8×24 DCF WPを買ってからも、気になる存在で、”発症”の記事で予告したように、思わず、ポチッとな、してしまったのであります。
以下、次回!!(というか、まだ来てない)