テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

もう今更な艦これの話題

2014-02-16 23:35:15 | 日記
艦これを始めたと先日書きましたが、とあるSNSのアカウントでやってる所為か、知己の方から、関連の話題を頂きました。
ご存じない方のために、簡単に説明すると、艦これはAdobeのFlashで行うオンラインゲーム(ブラウザーゲーム)の一種で、ユーザーは〝提督〟として着任し、女性の姿に擬人化された旧日本軍の艦船を駆使して、敵(深海棲艦)と戦い、マップをクリアしながら、遠征などの任務と課題をこなし資材と燃料を調達、艦艇や武器などを入手し、レベルを上げていくゲームです。
一番の特徴は美少女姿に萌え擬人化された艦艇が、いろんな事を喋ったり、大破してあられもない姿になったりする、〝艦娘〟としてキャラクター化されていることです。某アイドルグループ以来、~娘、とかいて~むす、と読むのは定着した感がありますが、その知人曰く、以前から広く浅く浸透していた、萌え擬人化という行為が、艦娘によって、~むす読みと完全に一体化し、インパクトこそないが、消せないトレンドになって、サブカルのひとつの産物となって、~むす読みとともに継続していくだろうとのことです。
実際、コミケなどでは艦娘の本が席巻しており、彼の云うことにうなずけなくもないのです。
閑話休題、艦これ自体は、その昔('80~90)、ミリタリーモデラーの間で流行ったウォーゲームほどの厳密性はなく、戦略もさほど必要とはされませんが、萌え要素がそれを充分に補完しているとも云えます。
私も、いつもは消音状態で遊んでいるのですが、つい昨日、設定の違う端末でログインしたとき、「HEY!提督ぅー。触ってもイイけどサー、時間と場所をわきまえなヨー!」と云われて、文字通り、ズッコケました。当時世間にも広く周知されていた人気の戦艦金剛の艦娘の台詞ですが、もともと英国ビッカース製による船体である金剛を帰国子女に見立てて、アヤシイ語尾カタカナ混じり言葉になってるのが笑えます。
先日の赤城の三段甲板といい、このようなコアな背景事情まで、ゲームのなかに上手く擬人化して取り込んでいるところは、素直に感心しました。