先日の雪の日のあと、朝に鳥の声を聴きながら、双眼鏡を覗いていると、双眼鏡の視野のなかに、羽虫が飛んでいるのが分かるようになりました。
ピントを合わせてみると、冬眠しない蚊という通り名のチカイエカなどではなく、蚊柱を作ることでしられるユスリカの仲間のようです。
ユスリカは、見た感じ、鱗粉のない蚊のようですが、いわゆる蚊とは違い、成虫は口吻もなく消化器も退化して、成虫となってからは、餌を採らない、繁殖のためにだけ成虫になる昆虫の一種です。ハエに近く、幼虫は川釣りの餌に使われるアカムシと呼ばれる細長い小さなウジです。幼虫のまま、水底の泥土のなかで越冬し、春の訪れとともに、蛹化し成虫へと変態します。まだまだペアリングできるほどの数は飛んでないので、折角、成虫になっても、その第一の目的である繁殖活動が出来る個体は殆どいないでしょう。
それでも、こうして羽化してくるからには、例えば淘汰という意味に於いて、無駄ではないのでしょう。
春の訪れの先走りのようなモノなのかもしれません。いろいろとうかうかしていられないのです。
ピントを合わせてみると、冬眠しない蚊という通り名のチカイエカなどではなく、蚊柱を作ることでしられるユスリカの仲間のようです。
ユスリカは、見た感じ、鱗粉のない蚊のようですが、いわゆる蚊とは違い、成虫は口吻もなく消化器も退化して、成虫となってからは、餌を採らない、繁殖のためにだけ成虫になる昆虫の一種です。ハエに近く、幼虫は川釣りの餌に使われるアカムシと呼ばれる細長い小さなウジです。幼虫のまま、水底の泥土のなかで越冬し、春の訪れとともに、蛹化し成虫へと変態します。まだまだペアリングできるほどの数は飛んでないので、折角、成虫になっても、その第一の目的である繁殖活動が出来る個体は殆どいないでしょう。
それでも、こうして羽化してくるからには、例えば淘汰という意味に於いて、無駄ではないのでしょう。
春の訪れの先走りのようなモノなのかもしれません。いろいろとうかうかしていられないのです。