テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

красота

2014-02-13 23:25:23 | 日記
露西亜語です。クラサターとでも発音するのでしょうか、美しい、という意味らしいのです。
その昔、カーリング競技は、一生懸命にブラシでスゥイープする姿と、屋外では魔法使いのようなブルームで降り積もる雪を掃除する姿を鑑賞する競技でしたが、人気の高まりとともに、テレビ中継も本格的になり、ショットを放つ選手のアップを正面から捉えた競技風景を見ることが多くなり、極度に集中している凛々しい姿を楽しめるようになりました。
その所為もあって、各チームの見目麗しい選手は、かつてからは考えられないほど注目されるようになり、このロシアの選手も、いろんなトコロで評判を呼んでいます。
願わくば、彼女の選手としての競技人生が実りの多い物であるように。でも、現役引退後、喩えるなら、現在のコーチのような姿になったところは、見たくありません。


密輸っぽくてヤバイのでお勧めしません

2014-02-12 23:05:10 | 脱線して底抜け
海外に派遣されている人たちに、日本からの土産で好評なものに、米があるそうです。
質の良いジャポニカ米がある国、地域ならともかく、入手困難であったり、あるいは無闇に高価だったりするところでは、短期出張で訪れる人に頼み込んでも、米を持ってこい、となったりするらしいのです。
で、ある人は機内持ち込みサイズのなかに、旅行用の様々な物品とともに、どれだけ米を詰めるか、回を重ねるごとに工夫したそうです。
そのまま運ぶには10kg袋が限界で、5kg袋や2kg袋は隙間が多くなる割りに、ゴロついて安定しない。いっそのこと、他の荷物をラップして、隙間に生米をそのまま充填するかとも考えたそうですが、しばらくは、事務用のビニールパックの小さめのヤツに小分けして、望みのカタチのまま空気を抜いた物(チャックを上にして水没するか、水を大量に入れた大きなポリ袋で抑えつける)を何十個も持って行ったそうです。開梱するとデジカメの緩衝材の発泡スチロールのようなカタチになった米入りビニールパックがゴロゴロと出てくる一種不気味な様子らしいのです。ただこれでも限界は15kgぐらいだったそうで、さらなる挑戦を行いました。枕用の布団圧縮パック(トラベル用の空気を追い出すタイプではなく掃除機で吸うタイプ)、これをキャリートランクの底にキャリーハンドルのポールの収納部や内張のカタチに綺麗に沿うようにセットして米を入れ、その上に荷物を並べていき、最終的に圧縮パックの抜気をしてトランクの内面と荷物に合ったカタチで平たく固めてしまうことに成功したそうです。少しずつ米を増やしては荷物をつめ、抜気し、また開けて米を詰め、といったことを繰り返し、とうとう、通常の荷物を減らさぬまま、20kgほどの米の運搬を達成したそうで、素直に賞賛の拍手を送りたいと思います。
上げ下ろしは大変だそうですが。

禁断症状

2014-02-11 22:55:26 | 日記
拙ブログでも、何度か詳らかにしてますが、私、煙草を嗜みます。
といっても、例えば、火気厳禁の現場に一昼夜詰めていても、さほど気にならない場合もあるなど、根を詰めれば、吸うのを忘れてしまい、平気でいることもあります。
ただ、そういう場合は、ほとんどが、ちょっと暇を融通すれば、煙草休憩ぐらい取ることが出来る、という状況が多いのです。逆に、先日のように、クルマから離れる際に煙草を持ち出し忘れて、吸おうとしても吸えない、という状況では、無性に、手もとに煙草が欲しくなります。クルマから持ち出すものが多く、同乗者にも待っていてもらう状況が、煙草やらその他いつも持ち歩いている小物を忘れさせる状況だったのですが、しばらくしてそのことに気付き、クルマまで往復するには、結構距離がありましたので、とりとめなく逡巡していました。
結局、他にどうしても必要な物が出来たので、クルマまで戻ったのですが、こんどは煙草を持ち出しこそすれ、他の事にかまけて、撤収してクルマに戻るまで、煙草は吸いませんでした。禁煙の森林公園などでは全く意に介さずに吸わずに過ごすこともできるのですが、喫煙が許された場所で、主体的でなく忘れたが故に、手もとに煙草がないことにたいする禁断症状なのかもしれません。

何か?と思ったモノ

2014-02-10 23:44:02 | 日記
ご近所で見掛けた、雪だるまの残骸と思わしきモノ。
日陰の、風通しの悪い片隅に有ったせいか、もともと、超立派なサイズだったせいなのか、まだ残っておりました。
少なくとも数百年前から続いている、全世界に普遍的な偶像らしく、自然の中に、自らの虚像を投じるその観念は恐らくは基督教、回教などの一神教文化の精神ではなく、アニミズム的な精神活動の反映に他なりません。ということは、数百年どころか、ホモサピエンスの分化以前から続いていることが類推され、この残骸のようなしぶとさで、永久凍土や、数万年以上前から凍り付いている極地、高地のどこかに、もしかしたらその残像が残っているかもしれません。
そんなことを考えさせた、なれの果ての雪だるま君なのでした。








追記
記事を書いて、公開設定にするのを忘れていました。
すみませんでした。





金魚草がお気に入り @ 鬼灯の冷徹

2014-02-09 23:43:19 | 日記

鬼灯の冷徹という、地獄を舞台にしたシニカルなギャグアニメ/漫画があります。
主人公の鬼灯(ほおずき)は、金魚草ブリーダーで、閻魔大王の副官としての自分の仕事に劣らず、金魚草栽培にその能力を発揮しています。
もともと、コミックでも好きなアイテムだったのですが、アニメ化されて、動き、叫ぶ金魚草はボスンとツボにはまり、金魚草が大きくフィーチャーされるエンディングでは、その不条理っぷりに、笑ってしまいました。
コミックでも指摘されているようにオランダシシガシラとランチュウの合いの子のような全体と、視線の定まらない目、叫ぶ口、どこをとっても不気味で、大変よろしいのです。

艦これ

2014-02-08 23:27:52 | 脱線して底抜け
ちょっと前までは平日にしか出来なかったようですが、今夕、艦これのサーバー開放(新規参加)をやってまして、試しにやってみています。
動機は、最近、従来とは世代の違う方の会話や叙述のなかに、旧日本軍の艦船の名前が頻出するのみならず、その艦の特徴などを知悉して居られる方が増えたように思い、恐らくはその原因は”艦これ”だろうと思っていたからです。
近くは蒼き鋼のアルペジオという漫画/アニメや、ちょっと前では、2ちゃんねるのハングル掲示板で艦船名をハンドルネームにすることが流行ってました。昨今の状況は、「萌え」要素を全く抜きにしたとしても、かなりコアな知識や情報が飛び交っています。
不肖ワタクシも、1/700ウォーターラインシリーズの共通パーツが発売される前、機銃のパーツ取りに何隻も同じモデルを買ったり、赤城の三段甲板をスクラッチで作ったりしており、周りの友だちも、建造当時の赤城が三段甲板であったことなど当たり前のように知っている濃い子供ばかりでしたので(ガミラスの多段空母あたりが、興味の発生点かもしれません)、それなりにちょっと懐かしい感じでちまちまとやってます。まぁ、まだ駆逐艦と巡洋艦ばかりなのですが、取りあえずVoiceはオフにしてます。

都会に降る雪

2014-02-07 22:37:01 | 日記
夜が更けて雪がしんしんと降っています。
恐らくは明朝に掛けて若干積もりそうな具合です。
裏の林にキツツキがやってくるような拙宅ですが、それなりに街中でもあるので、普段はこの時間でも色々と小さな喧騒が聞こえてくるのですが、今夜は静かです。
時折家々を照らすヘッドライトの光も、その発生源であるクルマなりバイクなりの排気音は、かなり近づいてくるまで聞こえず、電動車かと思うほどです。
雲の上を飛ぶ航空機の音も、普段より低い音が主体で、特徴あるターボプロップ機のペラ音も雪に遮られるのかあまり響いてこず、波長が長い故に遮られにくい低音がジェット機であるかにように感じさせます。
駐車場に停まるクルマにも雪が積もり始めています。先刻まで動いていた私のクルマはさほどでもありませんが、一日中駐車場にあって冷えていた他のクルマのエンジンフードは、雪がボディーの色を覆い隠すほどになっています。
近所のお宅のサッシが開く音がして、小さなお子さんの「雪だ雪が降ってる」とはしゃぐ声が静かな空間に響きます。
玄関先のステップに腰掛けて、フードをかぶり、煙草をくゆらせていますと、ご近所の夕餉の香りが漂ってきました。鼻にツンと来るような、いかにも辛そうなカレーの匂いです。タイカレーに違いないと根拠の薄い感想を懐きながら、雪とタイカレーはミスマッチだなと、深く煙りを吐きました。

ソチオリンピック日本代表応援商品 がんばれニッポン! whiteトリオ の白いスープ

2014-02-06 23:16:13 | 日記
夜遅くに、寒風に晒されていると無性に温かいものが食べたくなるから、というほんのりとした言い訳を開陳しつつ、即席カップ麺の新商品期間限定商品などはつい買ってしまう方です。

この三種類のカップ麺も、買いました。

で、一番気に入ったのが、白いちゃんぽんうどん。

他の2種はよくある風味でしたが、うどんのこの風味はあまり経験が無く、興味を持って頂きました。もっとも、そのままでは、具が少ない、と感じましたので、湯煎したもやしを少量入れていただきました。

日清食品さんのHPのランキングではトリオ中最下位でしたが、リピ決定です。


身近の双眼鏡初心者に低倍広視界双眼鏡の評判が良い

2014-02-05 23:51:21 | 双眼鏡 望遠鏡
今まで、いろんな双眼鏡を持ち歩き、機会があれば、身近な人々にも試してもらっていましたが、中でもとりわけ好感触なのが、自宅外保管にしているSW-525です。
以前から、高倍率より、低倍率のほう、重いより軽いほうが、好まれる傾向に有りましたが、アイポイントが決まらなくても、それなりに見えるSW-525がその傾向にうまく合致するようです。その上、覗き込むような感覚が少なく、広視界ときて、より好ましく感じられ、広視界故の臨場感もそれなりに感じ取って頂けているみたいです。

個人的には、かつて拝借していた勝間光学機械さんの試作機、5.3×30のほうがずっと見えが良く、その見易さも際立っていたように思うのですが、慣れない方には重さ、がネックになり、軽さで際立つ遊4×10は、小さすぎることが、覗きにくさ、アイポイントの決まりにくさを助長していたようで、小さくて便利、という感想が主で、見えに関しては、さほど好評を頂けていません。同じく軽量級のツァイスの8×20は、8倍故のぶれやすさが双眼鏡に慣れていない方には、低倍機と較べてデメリットとして感じられたようです。


ということは、双眼鏡に慣れない方にもっとも魅力的なのは、軽さ、低倍、広視界と三拍子揃っているライカの旧トリノビット6×24なのかもしれません。

まあ、オークションに出るたびに、~10万の価格が付いているので高嶺の花すぎるのですが。



厳寒の星空観望日和

2014-02-04 23:49:56 | 双眼鏡 望遠鏡
2月4日の夜は、日が暮れるにつれ、雲量が少なくなり、日中から吹いている強い季節風によって雲が流れて、だんだんと澄みきった星空になってきました。
宵のうちは冬の風物詩オリオンと、高い位置にあり美しい見映えのすばるに注目し、珍しく低高度の空にも霞が少ないので、東の稜線を中心に星々を眺めます。
相変わらず風が強く、体感気温の低さはこの冬一番なので、自宅付近から、ちょこっと眺めて、芯まで冷えないうちに部屋に戻る、その繰り返しです。
三日月が沈んで行きます。危機の海が見え、静かの海の凹凸が良く分かります。
やがて、東から、赤い火星と、閃光のように青白いスピカが昇ってきます。
火星は稜線付近にあるので、いつもより赤く見えています。山小屋のくたびれた発電機の低電圧のせいで暗赤色に灯る電球のような赤さです。
今夜のように、稜線付近の星空が澄んで見える条件の良い日でないと、見ることの出来ない赤さが、スピカの青白さによって際立ち、溶岩のような色合いに思えます。
実際には、両極は酷寒と考えられているそうですが、火星、という名の由来がよく判るのです。

普段走りのAWD(4WD)車の得失

2014-02-03 23:08:40 | 脱線して底抜け
フルタイム4WD(シンメトリカルAWD)のクルマに乗り出して、もうすぐ4年になります。
言うまでもない失(短所)は、イニシャル、ランニングとものコスト高です。
特に、同一車種での2WDと4WDの燃費の差は、如実にランニングコストに響いてきます。

得(長所)には色々有るのですが、あまり気に掛けられない長所に、エンジンによる加減速時に車体の姿勢変化が少ないことがあります。
発進時や、定速走行時から、アクセルを踏み込んだとき、2WDでは、FF、FRなどにかかわらず、パワーの大きいクルマほど、車体のフロントが浮きます。4WDでも若干のリフトアップ(スクウォート)は有りますが、2WD車に較べると、その度合いは明らかに少なく、極端に言えば、のけ反って加速する2WD車に対し、真後ろから推される4WD車のような感じになります。
逆に、強いエンジンブレーキがかかったとき、2WD車はノーズダイブします。フットブレーキの場合、プロポーショニングバルブ等がノーズダイブを少なくするように働くのですが、エンジンブレーキの場合(特にFF)、電子制御サスのような機構が無いと、減速の度合いに応じて、カックンとおじぎするような感覚が有る場合も有ります。
特にタイトコーナーの連続する山間のワインディングロードを低速ギヤー固定で走るような場合、アクセルのオンオフによる姿勢変化が少なくて、スムースな走りをするのが4WD車です。
日常のドライブでも、その差異は実感でき、特に自らアクセルを操るのではない同乗者の方には、乗り較べてもらった場合など、感じられるようです。

トルクがかからず、路面からの抵抗のみでサスペンションが伸縮する非駆動輪が無いことがその理由ですが、この特性はまた、4WD車の0~5m発進加速の無敵ぶりにも活かされます。ポルシェやフェラーリなど後輪が著しく大きな一部のクルマを除いて、通常のクルマの場合、2WDと4WDでは接地面積に倍の差が有ります。高μのサーキットなどを除き、普通の路面では、2WD車の発進時は不用意にトルクを掛けてもホイールスピンし、そのパワーがロスされるのですが、4WD車の場合、倍の接地面積が、そのロスを最小限に食い止め、よほどのアンダーパワーでもないかぎり、0~5m加速では、ほぼ無敵です。
まあ、0~5m発進加速の速さに、一体どんな意味があるのかは、さておき。

他にも、高速、横風、豪雨などの厳しい条件下での直進安定性含む制御性の良さとか、低μ路面での稼動性、登攀能力の高さなど4WDの良さは色々と有り、それに価値を見いだすが故にそのクルマを選ぶワケなのです。

つくろいもの

2014-02-02 23:36:06 | 日記
ちょっと前から気になっている、衣類などの繕い物をしました。

一つは、Tシャツ。20年ほど前に、アウトレットで買ったものですが、黒の染色がいまでも色褪せないお気に入りのシャツです。さすがに胸のプリントは少しひび割れていますが、伸びてもおらず、良い感じでフィットしています。


脇の下に小さな穴が空いてたので、つぼめて、まつり縫いをします。細い糸を一本で先にすぐ横の布地の継ぎ目に留め、順にまつって、最後に継ぎ目で留め縫いして終わりです。
縫った後に少し引っ張って見ましたが、綺麗に繕えました。


二つ目は、HOGLOFSのMULTILAPのショルダーハーネスについてるチェストベルトの、エラスティックバンド、留めたチェストベルトに適度なゆとりとテンションを掛けるようにナイロンベルトに少し短めに縫いとめられている部分がほつれていたので、補強です。
基本的に直線部分の手縫いは全て半返し縫いで行い、今回のような力のかかるところは、半返し縫いで往復します。端部はまつり、留め縫いをして一往復、またまつり、留め縫いをして終わりです。このバッグも背負って使うときには、10kg近くの重量になり、またバッグ自身の形状からチェストベルトを締めてないとやや不安定ですので、必須の補修です。


まあ、器用そうには見えないワタクシなのですが、ちまちました作業はさほど嫌いではありません。

メジロメジロメジロヒヨドリ

2014-02-01 22:56:12 | 日記
休日の暇には、ベランダで鳥の声に耳を傾けるのがこのところのお気に入りです。
今朝も、標題の通り、の鳥たちのさえずり、地鳴きを愉しんでいました。
もちろん、ウォークスツールに腰掛け、双眼鏡片手です。
ウォークスツールに身体を預けての双眼鏡観望には、色々と利点がありますが、片手で双眼鏡の先を支えて安定させる持ち方の場合に、脇を締めやすくなることがあります。もともと座ることで体全体が安定するのですが、上半身を少し後ろに傾けることで、視線と体の角度がやや狭くなり、その結果、上記のように、肘を体につけやすくなり、双眼鏡を支える力を、微細動し易い腕の筋肉でなく、腹筋背筋に委ねることにより細かなブレが少なくなります。
立った姿勢と異なり、体全体が微妙に振れることもないので、相乗効果で、10倍以上の双眼鏡や、重い双眼鏡でも長時間楽に使えます。

そのようにして時間を過ごしていると、普段騒がしいヒヨドリより、ずっとメジロたちの声が賑やかです。恐らくは5組以上のつがいが、入れ替わり立ち替わり現れ、ちょっと小柄で色の淡い若い個体もやってきます。愛嬌のある白縁の目がクリクリしているようで、見て、聴いて愉しい奴らです。