日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『バーガーキング』

2009-06-03 | ハンバーガー
今日、新宿に本を買いに行った時に久しぶりにバーガーキングの看板を発見して、一回通り過ぎたんだけど「やっぱ食っとこ」と思って、戻って食べた。

ご存じのとおり、僕はハンバーガー愛食家で、ハンバーガーには目も鼻も耳もない、口だけあればイイ!ってな程好きなので、緊張感と共に久しぶりの愛人を訪ねるかの如く、チーズワッパーとポテトとラーコー(コーラの事ね)を頼んだ。

すると、普通にマクドナルドのクオーターパウンダーサイズのバーガーが盆の上に置かれた。
およそ、東京ドームの何百分の一の大きさの、大きなチーズワッパーは、僕の青春の日々を脳みそに映し出した。

他人から見れば誰かに盗られるのを警戒している様な雰囲気のまま、僕の歯はチーズワッパーを荒々しく捉えた。

そしてサバンナで、毎日行われている弱肉強食のドラマを彷彿させるほどの噛みつきを惜しげもなく披露し
舌の上では初めて男に抱かれる可憐な少女を愛撫する程の優しさの中で彼女を味わった。

と、その時!!

「あ、あっれー??」と・・・
こ、こんなだったか、お前・・・

少年だったあの頃の僕が感じたあの感動は幻だったのか?
まだ、童貞を捨てたばかりの少年に対する刺激がこのワッパーを、あの時感じた領域まで持って行っていたと言うのか!?

もしくは、僕は彼女が日本からいなくなった後に、様々な女を抱いた。(ハンバーガーを食べた、って事ね)

もう、いろんなのを食べたさ。
君とは違うアメリカの女も抱いた。
日本のご当地の女も抱いた。

君が忘れられなくて、まるで『スーパーサイズ・ミー』でも個人的にやってるんじゃないか?と疑われた事もあった。
実際に日本版のリメイクは僕で行こう、と言う話にまでなった。(嘘)

そうか、僕は君と離れていた時に、いろんな味を知ってしまったんだね・・・。

君を今まで通りに愛せないなんて・・・。

ポテトだってそうさ
ちなみに、ハンバーガー愛食家の中では、ポテトを「女性の脚」の部分だと思って食べている人間がいる。

僕も、もちろんその一人だ。
もしかしたら、僕だけかも知れない。

そう、ポテトに関して言えば、マクドナルドの脚の方が全然旨いじゃないか・・・
同じアメリカ人の脚なのに、どうしてこうも違ってしまうのか??

太さもほとんど同じなのに・・・。
そう考えると、マクドナルドの偉大さに気付く・・・

あぁ、僕のワッパー・・・
大人になんかならなければ良かった。

無邪気にワッパーを頬張るピーターパンでいたかった。


【参照:スーパーサイズ・ミー

コメント
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