B級ともC級とも、ましてやD級とも言えないこの「DELETE」と言う映画・・・
酷いです!
どこかの卒業制作でももっとましなのを作れそうだと思うんですけど、ってぐらいチープ!!
内容としては、ボウガンを持った連続殺人犯が、女三人を襲うってただそれだけなんです。
犯人も普通の男で、なんも捻られてない。
いつも、映画に無意味に捻る必要はないと、言ってる僕ですが、捻らないにも程があると言うか
何の為に作ったのかも理解できない映画でした。
始まって、三分で「うお、ヤバそー・・・」って思いました。
ジャケットがほんのり「CUBE」を連想させませんか?
僕は、そう思ってちょっと期待しちゃったのです。
勿論、CUBEを超える事までは期待しておりません。
でも、どんな画質がチープでも、それなりに頑張っている所が観れれば、時間潰しにはなるんですが
カメラの動き何かが、ド素人丸出しだったので、「これはダメだな」と思って全部倍速で観ました。
何故、メアリー・リン・ライスカブが出ているかも不明。
「24」とか、「ファイアーウォール」とかに出てた人です。
彼女だと気づくまでにも少し時間がかかったほどでした。
犯人の顔が出てから普通に見てみましたが、お粗末の極みです。
絶対観てはいけない【WARNING指定】です。
でも、画質がチープで、カメラの動きが素人臭くても、話しが面白いとそれなりに観れるものです。
それがこの「Next」
「saw」丸出しの雰囲気から醸し出すオーラ。
蓋を開けてみると・・・、まぁC級と言ったところでしょうか?
始まった瞬間にヤバそう!と思いました。
また、裏切られたかぁ・・・と。
でも、見ているうちに、意外とハマってる自分が・・・。
ちょっとドキドキしちゃったりして・・・
映像がこれだけ酷くて、金をかけれない映画で、ストーリーが面白かったら、掘り出しもんじゃないですか?
少なくとも僕はそう思うんです。
そしたら、これは、意外と結末にも一捻りあって納得のラスト。
万人に向けて気持のイイ終わり方ではなかったですが、僕はキライじゃないです。
かと言って、人に薦めるまで達しているとも言えませんが、一人で観てたらいい。とかそんなレベルです・・・。
かなりサイコな奴のお話し。