初夏の夜空を彩る花火、腹の底から夜気を打ち破る重い響きに「元気を出して前に進もう」と聞こえる。ここ幾日か茹だるような日が続いて萎えている心身に活を入れるかのように花火が夜空を綺麗に飾った。ここ田園地帯の玉村町は忙しかった田植えも終わり夏祭りを迎える。以前は農休みの祇園太鼓の音が夜風に乗って聞こえてくると心も弾んでいよいよ夏本番の暑い日々がやってくる。昔はとても忙しかった、全てが手作業で苦労して田植えをしてまた養蚕もあった。だから骨休みのこの夏祭りが待ちどうしかった。時は流れて今では機械が人力に変わって作業をしてくれる。それほどの苦労も無く農作業は終わる。夜空を彩る花火を見ながら素朴な祇園太鼓の祭りを懐かしむ。祭りも花火を中心にして盛り上がり県内の花火大会の先陣を切って一万発の花火が上がった、東日本大震災復興支援の第25回目の花火大会も良好な天気の中で無事終わった。
午後8時から9時までの
一時間の集中花火
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