大ナゲシ・赤岩岳は両神山の近くで、群馬県・埼玉県の県境尾根上の赤岩峠から続く岩山、三等三角点が有り展望は素晴らしい。この日は晴天で風は無く山登りには最適の日となった。仲間6人で2台の車に分乗して、最短距離の小倉沢登山口を目指した。志賀坂峠までの道中は紅葉が盛んで綺麗でした、登り上げた頂上からは360度の大パノラマが広がって西上州の山並みが折り重なって見えた。今の時期は紅葉も過ぎて山頂付近は落ち葉になっていた。ここで小休止して昼の食事を頂き地図を広げて山座同定などで楽しんだ。遠くは長野の八ヶ岳、浅間山、を眺め西上州の山並みが広がって、見飽きることが無かった。すぐ東にはこれから登る予定の赤岩岳とそれに連なる赤岩尾根が厳しい岩峰を連ねて見えた。その後赤岩峠に戻って赤岩岳に登ってきたが、ここから見る先ほど登った大ナゲシのピラミダルな岩峰には見ごたえがあった。また峠から重量感のある赤岩岳は何処を登っていくのかと不安がよぎったが、山裾を左へ回りこんで岩と岩の急峻な沢を登りつめて頂上に立つことが出来た。ここからの展望は雑木にさえぎられて良くない。最後の休憩を取って小倉沢の登山口に下山した。大ナゲシも赤岩岳も新緑の頃と紅葉のころがやはり旬で、その頃に登ればまた違った感動がもらえそうな山である。
国道299号線から志賀坂トンネルを抜けて
すぐを八丁トンネル方面に向かう
トンネルを抜けてしばらく下ると
旧日窒鉱山跡の廃屋がありここの道路脇に駐車
廃屋の中に入って行くと
赤岩峠登山口の標識がある
こんな標識で注意を促していた
約一時間ほどで赤岩峠に到着
これから登る大ナゲシがそそり立って見えた
頂上直下の垂直上の岩には鎖があり慎重に登る
スリルをチョッピリ味わって頂上に向かう
頂上からの展望は申し分なく素晴らしい
奥には浅間山の頭が見える
西上州の山並み
頂上の三角点
これから登る赤岩岳
白く雪を被った八ヶ岳も見えました
以前登った大山、天丸山方面
佇立する赤岩岳
頂上で休憩昼食
しばし山座同定を楽しむ
山腹は道路で削られて・・・
可哀想のようだが・・・通ってきた道です
さて充分休憩したので下山です
そしてこれから登る赤岩岳
赤岩峠に戻ってきました
赤岩岳へ登ります
岩裾を左に巻いて
急峻な沢を登り
岩尾根に取り付く
振り返って先ほど登った大ナゲシの岩峰を望む
晴れ渡った上空に飛行機雲が飛ぶ・・・
秋の一日はつるべ落としのごとく早い
綺麗な紅葉の里鬼石に到着
お陰さまで楽しい一日でした