米、麦、養蚕これは私の家の生業でした。その中でも養蚕は農家の現金収入として年4回ないし5回掃き立てをしていました。子供心にその時は寝るところもない程お蚕様でいっぱいになりいやなものでした。又、お蚕の桑を食べる音が小雨降るような音でにぎやかだった。桑取や桑もぎ桑くれ子供ながら手伝いをした思い出があります。一時期日本の一大産業として国富を生み出していたのです。それが人工のビニール繊維が発明されて絹産業は廃れていったのです。しかし、また絹の良さが見直されています。が今では微かな残り火としてしか行はれていません。まして、その絹糸で機織りや衣類を作成する伝統を守っている人はとても少ないようです。今回、その少ない伝統を保持している、斎藤定夫さんの展覧会をみてきました。
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