心のよりどころ。毎日が日曜日。

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こんな世に誰がした

2007-05-24 14:41:36 | 日記・エッセイ・コラム

毎日のように忌まわしい事件の報道がなされています。貴方はどう思いますか?。

独断的な私の意見を書きます。この様な世の中になった根本的原因は戦後の教育・

家庭の倒壊・人間の価値観の変化、ではないでしょうか。現在、教育基本法の改正

が取り上げられていますが遅きに尽きます。戦後、占領軍のアメリカにより日本人の

持っている忠誠心・勤勉さ・団結力を、ないがしろにすべく作られた教育理念は、日

本人をダメにしたのです。その教育の結果が現代の状況を生んだのです。物質崇拝

的価値観を生んでしまったのです。子供を人よりも良い学校に入学させ、より良い所

へ就職させて良い生活をさせよう、隣よりも大きな家に住み、隣よりより大きな車に

乗り、最新の電化製品をそろえ快適な生活をすることが幸せと思って頑張ってきたの

が団塊の世代です。その親に育てられた現代の親は何の抵抗もなくそれを踏襲して

居るのです。子供はそれぞれに独自の意思や性格を持って生まれています。そんな

ことにはお構いなく、塾や習いものを親が強制し見栄を張っている様は醜いもので

す。子供に対する真実の愛を注ぐことを忘れているのです。毎日子供を観ていれば

子供の性格や特性を分かるはずです。教育とは「教え育てる」事です。家では人間と

しての一般的な「道徳」を教えるのが親の役目です。どの子供も一様に同じにさせよ

うとするところに無理があるのではないでしょうか。自分の特性や性格を殺して親の

言うとおりに歩まされていれば、何時かその反動は出て「切れる」状況を生むので

す。強いものや大きな企業や金持ちだけが生き残るような格差の世の中を作ってし

まったならどうなるのでしょうか。単一民族の日本人は、近所隣、お年寄り、親、友人

知人、先輩等を敬い協力し助け合って生きてきたのです。ただ競争の原理のみを取

り入れている多民族国家とは根本的に違うのではないでしょうか。もう一度日本人の

原点に戻ることを考慮してみては如何でしょう。