「いい種も悪い種もすべて自分が蒔いたもの」 尊徳
米蒔けば 米の草生え 米の花咲きつつ 米実る世の中
(尊徳道歌選二)と詠んでいます。
仏の教え「因・縁・果」を説いた歌です。
因というのは、たとえば、蒔いた種のことだ。これを耕作
培養するのが縁だ。種を蒔いた
因と、培養した縁とによって秋の実りを得る。これを果と
いうのだ。(夜八八)
すべての果(結果)は自分が蒔いた種により起こるもので
あると言っています。
「悪行悪化」「善行善果」すべてに通じることではないで
しょうか。