前回、「自因自果」の言葉を紹介しました。
昨年暮れの30日に家庭の事情でお泊りになった奥様がいらっしゃいます。ご主人の両親と同居ですが
御両親とうまくゆかずに6年間過ごしているという事です。今までに何度か相談にお見えになった方ですが
お話を聞くくと「自因自果」です。仏教では、自分に起こる問題は自分で解決できないものはないと教えています。
他の人のせいにするのではなく、まず自分のことを顧みることです。すると、今までの自分の行為(業)が分かってきます。
自分が変わらなければ相手も変わりません。自分の行為に問題があったと思えば、それを直してゆけばよいのです。
「自因自果」全てが自分の蒔いた原因から起こってくるのです。
会社・近隣・友達など何か問題が発生したら自分を冷静に顧みてください。必ず問題は解決出来ます。