心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
相談無料困った時はご一報ください。

心に響く禅語 -11-

2009-12-05 17:40:17 | 生きる智慧

人生の禅語     随所作主(ずいしょにしゅとなる) 

年末となると気分が忙しくなります。その忙しさの中に自分の

気持次第で多忙に流されないようにするにはどうすればよいで

しょう。

*随処作主(ずいしょにしゅとなる) いつでも、どこでも 
                            臨済録

いつどこにいても、どんなときでも、私たちが何ものにも束縛さ

れず、主体性を持って行動し、力の限り生きていくならば、何が

起きたとしても真実を把握できるし、周囲の渦に巻き込まれたり

、翻弄されたりすることもない。

何かにより所を求めるのではなく、自分自身の中に真実の自己

を見出すのが「随所に主となる」こと。それができれば、周りの意

見に振り回されたり、主体性なく流行を追いかけたりすることはな

くなるでしょう。考えや進む方向を自分で決めることが出来てはじ

めて、人は自分の足で立っていると言えるのです。

現代社会は、二十四時間稼動して休みがありません。社会の流

れに巻き込まれ、忙しい、忙しいと言いながらあくせくと働いている

ことを反省させられます。すっかりゆとりをなくし、知らないうちに二

十四時間使われていることに気付いたときこそ、「隋処に主となる」

という言葉を思い出したいものです。

以上のように記されています。確かに私たちは24時間あくせくと暮

らしています。

そして心も気持ちにも余裕なく過ごしている状態です。いつでも、ど

こでも自分に余裕をもって生きて生きたいものです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿