斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

ウルモアだって

2010年11月16日 22時57分02秒 | その他
またまた、でました。最後まで見ても、どこの製品かわからないコマーシャル。しかも長い。この手のコマーシャルは、あの企業の名前が最初の3秒程度左上にでるのですが、ここまできたら、出さなくてもいいんじゃないですか?会社名のわからない製品はあの会社の製品だって、十分に伝わるように思います。伝えたいことを徹底的に絞る、このコマーシャルのやり方は、広報を司る身としてはたいへん参考になります。




着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

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明日は推薦入試

2010年11月16日 22時36分11秒 | 長岡技術科学大学の広報
明日、17日は推薦入試の日です。普通高校、専門高校の学校長からの推薦をもって受験し、来年度の第一学年に入学するためのものです。

受験生の皆さん、朝の交通機関の状況など、少し早めに確認をして、余裕をもって本学にきてください。私は朝7時半ごろから出勤して、受験生の皆さんを迎える準備をします。本学にてお会いできることを楽しみにしています。

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ASET17懇親会会場での話

2010年11月16日 22時27分56秒 | 高専訪問記
富山高専の先生と話をしていましたら、「先日のVOS塾で教わったやり方で科学研究費の申請書を書いたら、事務の人が”とてもよく書けていますね。昨年と大違いですね”とほめてくれました」とうれしそうに報告してくれました。

各機関で科研の窓口を担当する事務職員がいますが、その方が一番よくわかります。「この申請書、あたるか、あたらないか。」そのように確認しながら、ぜひ自信をつけていってください。

今回、VOS塾方式を取り入れた高専の先生方、いつもと違う申請書になりましたか?

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発明届

2010年11月16日 18時16分44秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学もそうですし、他の大学でもだいたいそうであるように、研究をおこなっていて、新しい発明をすると、発明届を発明者は学長宛に提出します。アメリカのペンシルベニア州立大学に勤務していた20年前もそのような届けが現地にありました。


発明届けを受理すると、知財評価部会という会議を開いて、発明を知的財産として出願するかどうかの審査を行います。そして、特許だと、出願して3年以内にその審査請求を特許庁に出すことになりますが、その審査請求を行うかどうか、を知財活用部会という会議を開いて、おこないます。

こういう仕事を学内で5年くらい担当しておりますが、今日も両方の会議がありました。そのため、大阪から戻ってこなければなりませんでした。

活用部会のほうでは、審査請求した特許が審査されて、特許庁から拒絶理由通知を受け、拒絶は適当ではないと対応したら、拒絶査定をくらってしまった案件がありました。発明者の教員は、何がなんでも特許査定を受けるまでがんばると、はりきっている案件です。こういう場合、たいていは発明した教員しか特許庁の審査官を説得できない状況です。そうなると、活用部会は、その発明者の人格だけがよりどころとなります。つまり、自分の発明は他者の発明とは明らかに違うという信念を不屈の精神で貫き通すかどうか。

斎藤理論のひとつ、発明は人なり。発明がすごいか、すばらしいか、これは発明者の人格そのものです。そして、その人格に動かされて「使ってやろう」という人も現れます。両部会では、出願する前、審査請求する前に、発明者とかなり突っ込んだ議論をやりますが、それはまさに人格と人格のぶつかり合いです。

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新聞を読んで

2010年11月16日 10時00分41秒 | その他
ある新聞記事に海上保安官OBの言葉がありました。「現場の苦労は当たり前。国民に知らせる必要はない。」私もそう思います。プロとは、そういうものです。でも、現場の苦労を伝える第3者の存在が必要です。それが広報の務めなのです。

斎藤理論のひとつ、ニンジンの努力、というのがあります。ニンジンが自分で一生懸命おいしいと叫んでも、だめなのです。そのニンジンにほれ込み、それをおいしそうに宣伝する人、人が動くように上手に使う人がいないとだめなんです。

いまのわが国、みんなニンジンになりつつあり、広報が足の引っ張り合いに加担しているように思います。政府がニンジンをおいしそうに売り込むようになると、人が動き、経済が回り始めます。



着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

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