斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

長岡工業高校にお邪魔しました

2011年03月23日 21時25分37秒 | 学校.学会訪問記
今日は午後1時から、長岡工業高校におじゃまして、村山健一校長先生はじめとする教職員の方々と懇談してきました。
本学と同じ長岡市内に位置する高校として、未来ある生徒を世に送り出しています。長岡市とその周辺では第2次産業が比較的発達しており、昔からそういった産業に人材を送り続けています。大活躍している卒業生らが新潟県の産業を支えています。

本学にも毎年何名かを学生として受け入れています。本学に進学してからもたいへんよくがんばっています。

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今日の学内

2011年03月23日 19時52分20秒 | 長岡技術科学大学の広報


今日はときどき雪が降っていました。そろそろ春らしい日々を送れるようになっているはずなのに、こういう天気でもあまり感じるものがなくなるくらい、感覚的におかしくなっているかもしれません。

中越地震のときに震災直後から避難所の運営を担当しました。役所の職員が3日目から疲労のためにおかしくなっていく様を目の前で見ていました。今回の震災では、きっと同じことが現場でおきていると思います。すでに13日目ですから、それを通り越して人の精神が違う世界に入っているかもしれません。さまざまなことに対して鈍感になっているかもしれません。

今回の震災における放射線相談活動では、避難所をまわって福島県の方々の人間としての叫び、悩み、悲しみ、つらさ、いろいろな思いを聞いてきました。テレビ映像でははかり知ることのできない、本当の現場がそこにあるように感じました。災害のあったところに人がいなければ、自然の中でおこった単なる現象なのです。そこに人間がいたから災害なのです。災害を少しでも知るためにはそこにいた人の声を直接聞かなければなりません。涙を流しながら語る人が、災害の瞬間にその災害現場にいたのです。

本学の新原学長は常に言っています。「より多くの情報を集めて、想像力を最大限に働かせて、未来に起こることに対して準備しなさい。」いま、まさにそれが試されているときだと思います。






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知らなかった・・・

2011年03月23日 12時36分46秒 | その他
応用物理学会が中止になっていたんですね。あちこち駆けずり回っていて、やっと今日から少し発表の資料を作ろうかと、博士課程の学生のTくんを呼んで、ディスカッションをやろうと思ったら、「先生、学会中止ですよ」といわれて、気がつきました。

それとは別に出張にでかけられない事情ができたので、学会も出席できるかどうか微妙だったのですが、これでしばらく出張にでかけず、腰をすえてしっかりと大学業務をやることになります。

Tくんから、「先生のブログはさわやか系ですね」といわれました。実は、ちょっと今日は○○したいことがあったのですが、すかさずそうやって気分転換をはかろうとするTくんは、さすが長年わが研究室の学生をしているだけのことがあります。少しほめたい気分です。

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