斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

卒業式・修了式

2011年03月25日 18時01分52秒 | 長岡技術科学大学の広報
卒業式・修了式が行われました。学部をおわるひとは卒業式、大学院を終わる人には修了式といいます。学位記授与式というのもくっつきます。学生生活のくぎりですね。

学長・副学長・図書館長・系長・・・たくさんの関係者が壇上にあがります。市の劇場ですからそれなりの見栄えがします。学生ばかりでなく父母など関係者も入りますから、総勢1000人近くいたかもしれません。

私も26年前に学部卒業式、24年前に修士修了式、21年前に博士修了式を経験しています。式ではかならず大学歌を歌います。昔からそうです。学生のときには普通に歌っていたのですが、教員になって、何人か卒業生を送ると、歌いながら涙がでてくるようになりました。今日こそは、普通に歌ってやるぞと、楽しいことを思い出しながらそのときを待ち構えていたのですが、博士学位の課程博士の修了生が、壇上で筋書きになかったアドリブを披露しまして、それでいっきにだめになりました。例年の2倍くらいの涙がでました。まあ、式は感動がなければならないから、仕方ないか。

本日は開式に伴い、今回の震災で亡くなられたすべての方に対して黙祷をささげました。会場の出席者1000人がこころをひとつにして、長岡技術科学大学として、お悔やみを申し上げました。今回じっさいに被災地を回った者として、ぜひやりたかったことでした。

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