斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

やはり撮影していた

2011年03月26日 22時04分19秒 | 水難・ういてまて
着衣泳研究会副会長で統括指導員の安倍淳さん(東松島市野蒜)からすでに無事の知らせをもらっていますが、無事を聞いたときに「流されながら写真を撮影しているだろう」と思っていましたが、やはり撮影していました。(もしかしたらビデオもあるかな?)

http://www.sendairamen.com/asahi/

このHPの”奇跡の28枚”をご覧ください。
やはり、日頃から津波から生還する方法を議論していただけあります。

http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/tsunami.htm

着衣泳を普及する者として、訓練時に水から、陸から、上空から撮影をしていただけあります。このような非常事態にもかかわらず、きちんと記録を残す、この行動には頭が下がります。ちなみに、次の絵は安倍さんの描いたものです。

http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/safety.pdf

人に講習会で生還する技を伝えるばかりでなく、自ら実践して生還している姿を、さらに記録として残すという偉業を成し遂げました。

多くの隣人の方の安否がわからない状況とは思います。ひとりでも多くの方が無事であることをお祈りします。

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