斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

悲しさの中にも

2011年03月19日 20時36分05秒 | 水難・ういてまて
東松島市の方から、報告です。

体育館に避難した人たちが津波により体育館内に流入した水により水没し溺死しました。その悲しい結末の中で、園児とともに避難していた保育士が、両手に園児を抱え、カーテンにしがみ付いて増水した体育館の中にも関わらず難を逃れたそうです。被災した保育士のコメント(映像)が繰りかえし放映されていたそうです。

被災した保育士に着衣泳を指導した、着衣泳指導員からの伝言です。

「この保育士さんと災害直後に会い、当時のことを聞きました。保育士さんは『溺れそうになったときには背浮きをすればよいと、着衣泳を教わっていたのが役に立ちました。お蔭様で体育館に避難していた園児全員と保育士の命を守ることができました。本当にありがとうございました。』と、感謝されました。」

この伝言を託した着衣泳指導員自身、東松島野蒜(のびる)で津波により会社ごと流され、着衣泳の知識を駆使して4km上流にたどりつき、助かりました。

悲しさの中にも、希望があります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一声かけたらたくさんの学生が集まりました

2011年03月19日 19時57分34秒 | 長岡技術科学大学の広報
特に、材料開発工学課程4年生には2時間前にお願いしたにもかかわらず、たくさん集まってくれました。とてもうれしく思いました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長岡市内で活動を開始しました

2011年03月19日 16時32分34秒 | 長岡技術科学大学の広報
避難所にはいって、放射線に関する相談コーナーを開始しました。とにかく避難してこられた方々の思いをしっかりと聞いています。いろいろなお話を聞いていると、海岸のご遺体を確認して、身元のわかった方からだびにふしてこられたなど、ほんとうにたいへんな思いをされてきたことがわかりました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学生ボランティアを招集しました

2011年03月19日 16時06分12秒 | 長岡技術科学大学の広報
これから福島県などから避難されてくる方が多くなるので、それにあわせて学生ボランティア講習会を急遽開催しました。今後、必要に応じて学生ボランティアを大学より派遣していきます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災者受け入れ準備

2011年03月19日 06時47分43秒 | 長岡技術科学大学の広報
福島県からの被災者受け入れが始まっています。長岡市内でも受け入れ準備を本格化させないとなりません。
これから7時半を目標に大学に出勤します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする