斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

微細な孔に水素を吸い込む籾殻活性炭 長岡技術科学大学

2012年02月20日 21時59分55秒 | 長岡技術科学大学の広報
東海道新幹線のグリーン車の座席ポケットにウエッジという雑誌が刺さっています。

今日2月20日発行のウエッジに私たちの研究が紹介されました。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1712

人にやさしい技術 by 武末高裕
微細な孔に水素を吸い込む籾殻活性炭
長岡技術科学大学(新潟県長岡市)



これから1か月刺さっているそうです。グリーン車に乗らなくてもJR東海の駅中ショップで購入できるようです。
内容ですが、もみ殻活性炭の水素吸蔵について、発見のいきさつ、現在の技術、将来の計画などについて3ページにわたって書かれています。

そのうち、私たちの開発したもみ殻活性炭に水素を沢山吸わせて、その水素で燃料電池新幹線を動かすことができれば面白いでしょうね。架線がなくなると電車はスマートになります。

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修士論文発表会

2012年02月20日 21時43分01秒 | 長岡技術科学大学の広報
いま、本学ではシーズンです。
修士の学位を取得するためには、大学院修士課程に2年間通って(早い人はもっと短い)、学位審査申請書を出して、学位審査を受けます。この審査と発表会が別の専攻と同時に行う専攻があります。私の研究室の学生が所属する材料開発工学専攻では、本日と明日が学位審査+発表会となります。

今日は朝から夜までずっと審査が続きました。明日も朝9時から始まります。12分の発表と7分の質問をこなして、明日の専攻会議にて判定がおこなわれ、合格内定(案)となれば、学内全体の会議に内定案を提出し、そこで審議されることになります。

私もかれこれ25年前に修士をとりました。当時のことが昨日のように思い出されます。いろいろな先生からの厳しい質問をびくびくしながらうけた思い出があります。それでも当時はだいぶとんがっていました。いまの年になって思い出すと何も知らない院生でしたが、なんでも知っているつもりでした。

修士というのは、ある一つの仕事(研究)を通して、大学時代に習った学問を総合的に実習したという証であります。学問を勉強したばかりでなく、自分で使って確認をしたということです。

他の専攻でも今日、明日が発表会というところが多いようです。

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夜間放置駐車は禁止

2012年02月20日 08時26分56秒 | 長岡技術科学大学の広報
今年の雪は、いっきにどっとふるのでなくて、「2月になれば、ふってもたかが知れている」の声を裏切るようにコンスタントにふる雪です。このまま続けば昭和58年から59年にかけてのゴーハチ豪雪の再来になります。そうだとすればこれからがきつくなります。

そして学内は修士論文の審査シーズンに入りました。夜中にかなりの雪が降りました。朝出勤したらご覧のとおりで、除雪車が満足に除雪できない状態になりました。こうなると9時以降は車の止めるスペースが完全になくなります。審査には出なければならない、駐車スペースはないという最悪の状態になります。
    

この写真の車輌、周回道路に放置です。特に曲がり角の最悪の位置に放置されている車輌もあります。数百人に迷惑をかけることになります。そういう人がその車に何を思うか想像してください。

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