斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

uitemateが拡散しています

2014年08月16日 12時59分23秒 | 水難・ういてまて
先日、インドネシアの新聞にuitemateが紹介されましたが、様々な言語で世界に拡散しつつあり、びっくりしています。

インドネシア
ルーマニア
スイス(ドイツ語圏向けのアジア情報)
ギリシア

面白いのが、訳しようがないのでどの言語でもuitemateはアルファベットで表記されています。いっそひらがなで「ういてまて」と書いて欲しいところです。

「救助」と言う言葉はあるのに、「救助される」という言葉はどの国でもなさそうです。つまり「救助される人がとる行動」が大切なのは意識の下では理解できるのに、具体的な行動が意識の上に認識されなかったため、適切な単語がなかったのです。それはわが国の日本語でもそうでした。

ういてまては、救助される人のとるべき行動として、人類の意識の上に上がってきた概念です。だからuitemate、ういてまてという日本語で広がっているものと推測しています。