斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

阿南高専訪問5

2011年02月19日 08時57分58秒 | 高専訪問記
実習工場の中にあった一品です。高専は技術者を養成しています。だから、工作機械の操作法ばかりでなく、どういう仕組みで動くのか、勉強しなければないません。したがって、この実習工場には工作機械がずらりとならんでいて、学生が毎日ここを使って勉強します。

その実習工場でみつけた、車の内部の仕組みの展示品です。日産シルビアの本物だそうで、本体価格と同じくらいの値段だそうです。エンジンを分解して組み立てなおすなどの実習もこれを使ってするそうです。学生時代からこれをしっかり見るかみないかでは、大違いでしょう。



阿南市インキュベーションセンターが、校内にあります。専用の建物を阿南市が借りて、それをベンチャーなどの企業に貸し出すのです。学校としては、学生のインターンシップなどの教育効果、共同研究などの研究効果、そして、ベンチャーががんばって成果を出せば、自然と阿南高専が宣伝される効果など、1石何鳥です。校外は誰でも思いつきますが、校内はなかなか思いつきません。

写真は、竹林の中に自生している竹を立ったままの姿で粉砕する機械で、このインキュベーションセンターにあるベンチャー企業が開発した装置です。このあたりは竹のこの名産地ですが、放置竹林も多く、こういう装置の需要が高いということです。

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阿南高専訪問4

2011年02月19日 01時05分21秒 | 高専訪問記
寮でお昼を食べました。この寮では学生に対し、「どのように寮に貢献できるか、どのように阿南高専に貢献できるか」を常に考えるよう求めています。しっかりした人間が育つと思います。

献立は、カレーライスでした。このカレー、甘口でした。若い学生が多いから、もっと辛口かとおもいきや、甘口でした。どうもこれ以上辛くすると学生から「食べられない」という声が聞こえてくるとか。それでわかったのですが、徳島県民は甘いものが好きらしい。お雑煮のもちに餡が入っているという話を聞きました。

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阿南高専訪問3

2011年02月19日 00時59分02秒 | 高専訪問記
阿南はLEDの町です。だから町中あちらこちらにLEDを使った表示があります。もちろん、阿南高専にもありました。どれだかわかりますか?


もうひとつ。LEDが黄色の箱に入っています。時計と温度表示なのですが、写真では温度表示になっています。目で見たときにはそれほど大きいと感じませんでしたが、写真にとると大きく感じました。卒業研究の一環として製作されたそうです。黄色のボックスの後ろの柱は、風力発電風車です。

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阿南高専訪問2

2011年02月19日 00時36分00秒 | 高専訪問記
阿南高専の校門から、図書館の方向を見た写真です。ソテツ?の並木が続いています。長岡技大OBで阿南高専校長補佐の多田博夫先生が入学したときから植わっていたといいます。木の成長を人が見ているというよりも、木に見守られて人が成長するという感覚でした。


いくつかの高専を回って思いますが、開校当初の植栽の設計は、きっと数十年後を意識しながらおこなったのだろうな、と思います。阿南高専ももうすぐ50周年を迎えますが、これが約50年後の植栽です。

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阿南高専訪問

2011年02月17日 23時17分57秒 | 高専訪問記
今日の午前中に阿南に入りました。阿南高専について、2日間じっくりと探索をします。事前情報によれば、徳島県の県民の皆さんは貯金をする傾向にあり、讃岐男と阿波女という言い方があるうちの阿波女という言葉が女性の性格を示すとか。あくまでも、そういう解釈・言葉があるという程度で。

徳島空港には、今日はじめておりました。これまで2度徳島空港に降りる予定だったことがありましたが、1回目は台風で飛行機がとばなかったし、2回目は空港が濃霧で伊丹空港におろされました。今日は3度目の正直になるか、2度あることは3度あるになるか、どちらかだったのですが、無事に前者になりました。さて、肝心の阿南高専のよいところですが、それは明日以降にじっくりと書いていきます。

阿南では、フィッシュカツをいただきました。徳島県のローカルフードだそうです。ハムカツに近い薄さで、ハムカツといわれてもそう違和感がありません。ただ、ハムカツより厚めで、歯ごたえは練り製品という感触でした。比較的ジューシーです。



阿南市の海岸部は、津波が来たら、3階以上に避難するように訓練されているようです。
もし逃げ切れなかったら、浮いて救助を待っていてください。


命を守る着衣泳

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