みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、ショートステイする

2021-05-08 05:38:00 | 日記


坂州の街。
昨日の梅やんは、朝6時に起きました。そのまま、いつものように服を着替えさせ、今日はデイに行くんぞ、と言って用意をさせました。朝食の後、埼玉に居るユキ妹に電話してあげました。梅やんは、「東京におるんか。遠いけん会えんのう。会社はどうなったんぞ?」と普通に話して居りました。
私の車は梅やんをのせて8時50分に実家を出ました。坂州の街を過ぎて木沢デイサービスセンターをとおりすぎると、梅やんは「今日はデイには行かんのか?下へ行くんか。」となんなく後部座席に乗って居りました。




相生の紅葉川温泉でしばらくの間休憩しました。


10時を過ぎて和食の特別養護老人ホームに着きました。私は梅やんに、仕事に行くからここで2〜3日居るように言うと、すんなりと車から降りて中に入って行きました。
梅やんはこれで安心するのかもしれません。5月3日から6日まで梅やんは実家で無事に過ごせました。姉妹たちに会い、65歳から通い慣れた木沢デイサービスに行き、月末からの3日間は娘宅に滞在して、連休を無事に終えました。
自分の家に戻るとよく梅やんは言います。「何をして良いのやら分からん」と。あらゆる記憶が遠のき、無くなってしまい、不安が一杯なのでしょうか。わざわざ息子の私が来ているのだから、私の言うことをよく聞いて、実家でくつろいで何もしないで居てくれればありがたいのですが、私の言うことを聞かず、いらぬことをしでかし、夜間はよくトイレに起きて私が熟睡するのを妨げてくれます。
次回、私が梅やんを施設へ迎えに行くのは2週間先の月曜になります。
私は、梅やんを施設へ預けた後、阿南市の日亜化学のあたりまで来てローソンの駐車場で再び仮眠を取りました。間もなしにセツ姉から携帯に電話が掛かり、無事に入所したかと聞いてきました。
それでは今日はこの辺で。