みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ヤギたちの仕事場

2021-05-28 09:33:00 | 日記
梅やんは昨年の8月から要介護3になりました。梅やんの認知症はなかなか進みません。10年目でやっと要介護3ですから。介護保険の利用限度額も月に約27万円になり、ショートステイを利用しながらデイサービスも利用するようにしております。ショーステイもロングというのが使えるようになり、最近では月に20日以上の間、特別養護老人ホームに短期入所しております。
今日も、梅やんはショートステイ中です。
梅やんの留守中、どのように実家を管理して行くか。特に家の周囲に生い茂ってくる雑草を刈るのは大仕事です。東から見れば写真のごとく広い。

西から見れば写真の通りです。

約1反の面積があります。急傾斜地で45度もあり、人間の作業は大変です。梅やんは81歳まで草刈り作業をしました。
そこで梅やんが留守中に草刈り除草をしてくれるのはヤギたちです。


ヤギたちは、いつも飢え気味にお腹が空いた状態にしておきます。そうすれば雑草や小木の葉をきれいに始末してくれます。
しかし、いつも飢えていると可哀想なので近所の人が時々に野菜の残り物を県道から投げ入れてくれます。先日も大用地のフクシマさんから頂いたキャベツを美味しそうに食べておりました。ありがたいものです。
まだ県道の上も、杉を切り開いた後、除草にヤギの仕事が待っております。
これはヤギによる除草の実証実験です。読者の皆さん、那賀町木沢へお越しの際には、ぜひ、見学してください。これは実家を保存する新しい方法なのです。全国の先進地ではこの方法が採用されているのです。
ところで、あさっての日曜日は、梅やんの新型コロナワクチン接種です。
それでは今日はこの辺で。