みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 4月の通所介護計画

2020-03-23 21:10:00 | 日記


今朝の梅やんは資生堂のスペシャルクリーム2000円を顔に塗ったのに、その上に練り歯磨きチュウブ入りを顔に塗りたくってデイサービスの車に乗って行きました。


うるおい成分入りクリーム。


歯磨き用。
意味記憶が失われていくのだろう。歯磨き用クリームを顔に着けるクリームのように間違えるのでしょう。


夕暮れになるとデイサービスから梅やんが帰って来ました。主任さんが送って来てくれて、4月からの通所介護の目標や計画を説明してくれました。心房細動が有るので金曜の夜は井川町の私宅か徳島市のセツ姉宅に泊まることにします。独り置いて風呂で死んでいてはいけないのです。



夕食が無いので四季美谷温泉へジビエのカレーライスを食べに行くことにしました。


梅やんの足取りは大股で歩きます。認知症の薬や向精神薬を飲み始めた頃、歩幅が小さくなっていましたが、これらの薬をやめてから現在は元に戻りました。


シカ肉のタツタアゲカレーライスを美味しく頂きました。


四季美谷温泉の桜が咲き始めました。
今夜の事、風呂から出た梅やんは、「もうお前は決心しとんだろう。何時迄もここに居ったらいかん。まだ若いのだから早う出ていて仕事せなんだら」と言いました。そうだな、あと2年したらまたバリバリ仕事しようか。その時は梅やんをホームに入れてどうなっていくか見てみようか。
今夜の梅やんは9時に布団に入りました。明日もデイサービスです。
それでは今日はこの辺で。










みなみの梅やん介護日誌 連休を終えて木沢へ

2020-03-23 00:37:00 | 日記


梅やんは連休を徳島市のセツ姉宅で過ごし、午後2時半に木沢へ帰って来ました。
沖洲から木沢の実家までの2時間を小便のトイレ休憩をする事もなく、延野のスーパーで買い物する間も車内から出る事もなく過ごしました。お茶を沸かし、ご飯を仕掛ける迄は一緒にしたのですが、目を離していた隙にスーパーで買ってきたカツオのたたきを別の物に使われました。何やらわからぬものになってしまいました。怒る私。
夜にはチイ叔母に電話をしてまともに話して居ります。




またこのような毎日が続きます。実家療法を始めてから間も無く2年間が過ぎます。2年間は頑張って見ようと思ったのですが、そんなに悪くなるのでもなく、病状は少しづつ進化して行きます。まだ1年間続けるしかないし、それは出来るだろうけれど。マイカーの走行距離は290500kmになりました。今年中に30万キロを超えるでしょう。来年の4月からはグループホームに入れて数ヶ月間を経過観察してみようか。アホになってゆく人を見ていると私も何かトローくなっていくようです。
夜がふけて天井の豆球の灯りがついております。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 桜の季節、花の姉妹

2020-03-20 23:30:00 | 日記
今日は朝から強い風が吹いていましたが、日が差すと風が止み暖かい日になりました。ウサギさんが庭で草刈りをしています。


今朝は9時半過ぎに家を出て徳島市のセツ姉宅へ向かいました。


ウサギは明後日まで放しておきます。


途中、フミ叔母のところへ寄り、野菜をいただきました。桜の花が咲いていました。


きょうだいで写真を撮りました。
正午に沖洲のセツ姉宅に着きました。2月ぶりにお世話になります。
私は三好市の自宅へ来ました。明日の日記は休みます。それでは今日はこの辺で、また後日。






みなみの梅やん介護日誌 梅やんは心不全らしい

2020-03-20 05:03:00 | 日記
昨日は昼過ぎまで良いお天気でした。カシドマルの雪が消えかかり稜線の登山道の雪の線が浮き出て見えます。


梅やんがデイサービスへ行った後、掃除をして布団を干しました。


道路の方に枝が張り出し傾いていた51年生のスギをジャッキを用いてノコギリで挽き、静かに伐倒方向へ倒しました。これで最後に残っていた木を取り除くことができました。


こうして県道の見通しが良くなり、今年の秋は対岸の山の紅葉を綺麗に見ることができて、観光客に喜ばれるでしょう。
51年前には家の周囲には杉が植えてなくて、畑があり、カヤグロが有る風景でした。私が15歳の中学を卒業した頃は。


昼は四季美谷温泉でシカ肉のカレーライスを食べながら、徳島新聞を読みました。『森友学園、財務省公文書改ざん指示』で担当した職員が自殺したので、妻が損害賠償を請求して提訴したと報じておりました。時間が経ってしまい、空が曇り始めて家に帰り、布団を入れて戸は開けたままにして置いて、デイサービスへ梅やんを迎えに行きました。


新居田の谷。空が曇り始めています。


デイサービスの上にはきれいな紅い桃の花が咲いていました。
梅やんはその後、木沢診療所で診察してもらいました。薬が効いて顔にシワができ、足のむくみが無くなり、血液プロトロンビン時間を測ると1、2でした。ワーファリンを2錠に増やして血液をサラサラにします。平成29年7月の心不全のBNP精密測定検査数値は110で、その値でも心不全状態だと言うことでした。4月からは異動で担当医がガラッと変わるので、今日の医師にはもう見てもらえません。次の医師の機会に心不全の数値を測ってもらいましょう。


家に帰って来た梅やんは戸を開けてあるのを見て、「こんな雨が降りそうな日に布団干したり戸を開けるアホがおるか」と言いました。梅やんのアホは昼過ぎまで良い天気だった事は覚えておりません。
これから3日間の連休になるので、梅やんは徳島市のセツ姉宅に2泊します。電話を掛けて「ご馳走はいらんけん、宜しく頼む」と話しています。
それでは今日はこの辺で。








みなみの梅やん介護日誌 心房細動とアルツハイマー型認知症

2020-03-19 06:09:00 | 日記


昨日、梅やんはいつものようにデイサービスの車で出かけました。
私は家の作業をするためにチェンソーの燃料を買いにナゴノセのモリモトへ行き、4リットル缶のお金を払ったのに、忘れて缶を車に積まないで帰りかけた時、店のおかみさんに「ミナミさん!」と呼び止められました。私の場合は忘れたという記憶があるのです。


柔らかに柳青める坂州河原。


梅やんは診療所でテリボン注射をしてもらい帰りました。


帰って来た梅やん。


寝る前に紙パンツと紙オムツを袋に入れて外に捨てさせます。指示命令をしないと出来ません。昨夜も梅やんは「風呂に入る」と言い出し、昼入ったのではいるなと言うと、「ワシは入った覚えない!」と喧嘩になりました。風呂よりもお前の小便をしまつせえ、と命令をすると写真のように袋に入れて、10時20分にすんなりと布団に入り込みました。
梅やんの認知症は確かに風呂に入った記憶が無いのでしょう。私はガソリン缶を忘れた記憶は有るのです。
さて、今日は木曜日、木沢診療所の午後外来に上那賀病院で心エコーをしてくれた医師が当番で来られるので、午後4時に梅やんを受診させます。
アルツハイマー型認知症による脳の病変は心臓の神経伝達にもマイナスの作用をするのではないだろうか。本には、心房細動は血管性認知症を引き起こす脳梗塞を招くので予防のためにワーファリンを使用するのだと書いてありますが。
それでは今日はこの辺で。庭で「ホーホケキョウ」とウグイスが鳴いております。