みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、明日は木沢へ

2020-03-06 20:45:00 | 日記
今日は良い天気でした。


🍓関東に居る孫たちに三好市三野町のイチゴを産地直送宅急便で送りました。
夕方、梅やんがデイサービスから帰ってきました。
明日は木沢へ帰るぞ、と言うと、「父やんはもんとるんか?」と聞いてきました。


ええから早う寝な、と私は言います。


「父やんはもんとんかと聞きよんじゃ」


ごじゃ言わんと寝え。


早う寝なんだら電気消すぞ!
と言って寝させました。明日は朝から出て木沢の実家へ梅やんをつれてゆきます。リキさんは迎えには来ておらんでしょう。今年の9月20日にはリキさんの17回忌法要をする事になって居ります。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 「今夜はここに泊まって行けや」

2020-03-05 20:14:00 | 日記
今日は午後4時半前に梅やんが私の家に帰ってきました。「ここで泊まらせて貰うんなら、酒2升でもこうてこうか。セツ姉くへ行くわ」などと言って落ち着きませんでした。玄関の戸を開けようとしましたが、カギを掛けてあるので出られまん。私が、今夜はここに泊まって行けや、と言うと部屋に入って休んでいます。


今夜は家で泊まり、明日はまた池田のデイサービスに行きます。夕食を済ませ、薬を飲んで、夜用の紙おむつに替えて、これから寝ます。


新型コロナウイルスの感染者が徳島県内でも見つかりました。介護事業所からこのような通知が来ております。出来るだけ外食や会合は控えるようにしましょう。

それでは今日はこの辺で。皆さま、お休みなさい。


 みなみの梅やん介護日誌 今夜もデイサービスにて泊まり

2020-03-04 20:41:00 | 日記
今日は梅やんをデイサービスまで迎えに行き、生協の診療所で骨粗しょう症の注射をしてもらい、足が浮腫んでいたのでラシックスのクスリを7日分もらいました。


診療所へ行く梅やんです。


待合室で。


後発薬品でフロセミドという利尿薬です。


診療所が終わるとまた池田のデイサービスへむかいました。
池田の町は雨が上がり、夕方になっていました。今夜も梅やんはデイサービスでお泊まりします。私も休憩になります。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 梅やんは何を考える?

2020-03-03 04:35:00 | 日記
昨日の梅やんはデイサービスから帰ると、「今夜はここで泊まらせてもらうんか」とひとこと言いました。「わたしは弱った。銭は持っておらず、ここで食わせて貰うのも気の毒な。木沢へいのうか。する事もなし」と。
デイサービスからの事務連絡では、新型コロナウイルス対策で37度超過の発熱や風邪症状が利用者又は家族に有れば利用を控えるようにとの伝達です。このところ毎朝体温測定していますが、梅やんは36度でした。


夕食後、『鶴瓶の家族に乾杯』を見ています。元安美錦関が出ていました。


布団に入る梅やん。


これから眠りにつく梅やんです。昨日はデイサービスで入浴したので風呂に入るとも言いませんでした。一昨日は我が家の風呂に長い時間入って居りました。私も何やら臭いと思っていたのですが、家人が昼に便を見つけて、風呂を洗うのに時間がかかったそうです。尿の失禁をしたり、ベンの失禁をしたりの梅やんです。
今朝の4時、トイレ誘導して紙オムツ交換をしたところです。今日はデイサービスに行き、2泊止めてもらうように予約しています。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 霧にむせぶ神山

2020-03-01 17:59:00 | 日記




今日から3月、梅やんは朝食の後、池田のデイサービスへ行きました。


尿の大量失禁でシーツも毛布も足らなくなり、梅やんを送り出した後、私は1人で木沢へ行きました。


2時間に満たない滞在時間に、飼っている生き物たちに餌を与え、烏骨鶏の卵を収穫し、昼食弁当を食べて、引き返しました。


沢谷橋の所で山吹の花が咲いています。


徳島県ではここだけしか無い真っ白い石灰岩の谷川です。沢谷川。たしか、同級生のマリちゃんが屋久島にも沢谷と同じ白い岩の川があったと言っていましたが、私は行ったことが有りません。親の介護が終わったら屋久島にも旅行に行ってみたいものです。ここ沢谷は今の時期に輝きを増す白さです。


霧に咽ぶ神山。今は亡きシゲ兄もよくこの神山の峠道を越えました。低く水平に垂れ込める霧と雲の上に、更に高い雲が有り、その隙間に土須峠の道があります。もし今日、シゲが私と同じ様な事情でこの道を通り、車を止めるとすれば、絵がうまかったシゲはこの冬の光景をどのように描くだろうか、と思いを馳せました。シゲは霧の彼方の藍住の法然寺の墓所に眠っています。


霧がなく落石に注意しながら車は下っていきます。1人で車を走らせるのはなんと楽なことか。私は写真を撮りながら旅を愉しみました。


私が先に自宅に帰りました。その後、梅やんがデイサービスから帰って来ました。デイサービスでは塗り絵の作業をして、作品を持ち帰りました。なかなかの出来栄えです。花嫁姿の絵ですが、梅やんの結婚式や花嫁衣装は無かったようです。戦後すぐの事ですから。
それでは今日はこの辺で。