■ダスク・オブ・ザ・デッド■ これはよいっ! こういうのを待っていた! 素晴らしすぎだよ、胴体ガクガク、手足それに首まで逆関節カクカクじゃないか。そうだよ。ゾンビはああでなきゃいかんよ。ただ人間がふらふらさまよったり走ったりしてる巷のゾンビ映画は大いに見習えよ。ってこれ、ゾンビ映画じゃないんだよね。タイトル見たときゃてっきりゾンビ映画かと。しかし冒頭の襲撃シーンで「おっ、非人間型モンスター!」って期待が。正確には非人間型だったかどうか微妙なところだが(だって本体結局姿現わさないんだもん)、あのトゲトゲズブズブはもう十分異形モンスター。うっれし~よねぇもぅ。そもそも最初に異変を見せられたガソリンスタンドにカージャックの車が乗り入れる、ってほんと、ツカミとして最高じゃないですか。カージャッカーの悪人二人がまた微妙なキャラしてて。女はすぐ殺されちゃうけど、彼女を助けようとする男がすっかり被害者二人を信用してコンビニの外に出てくとこなんざ、そして被害者側の女が男の反対を振り切って締め出そうとするとこなんざ、チャチながら人間ドラマが加わっちゃってるじゃないですか、ただでさえおっかないモンスター話にさぁ! しかし後半の体冷やしてどうのこうのは要らなかったね。ありゃちょっと考えすぎでしょ。あのモンスターに対峙するには人間側はしっかり跳んだり跳ねたりできる最高コンディションでいてくれないとおもろうないし。花火だけで十分だったよ。まあそんなつんのめり箇所がありはしましたが、窓に扉に顔面体当たり(おっかないよぅ!)とか、物体Xばりの走る手首(おっかないってばぁ!)とか、もう最高ってんですわい。トゲトゲだけじゃなくて粘液も触手っぽいのもちらつかせてくれたし、人体侵蝕しまくりだし、贅沢言えばもっと全体がハッキリ見えたら言うことなしだったなとか、飛び入りの女保安官がズダボロのウルトラ惨殺されてくれたのが(なんせ半身残したまま屋根に引っ張り上げてそのあともズブズブですたい! たまんね!)スッゲーお得感だったけど立て籠もり3人って人数考えると最後二人も生き残る必要あったのかよとか、まあいろいろありはするものの、うーむつくづく正道を押さえつつ個性を出し切った、紛れもなく傑作ですっ。
■スリザー■ 『デッドリー・スポーン』と『ポゼッション』と『ソサエティ』を合体させたようないいとこどりモンスターですな。つうかモンスターたち。一種類なんだろうけどいろんな形になってたなぁ。人間ゾンビはもちろんゾンビ犬も活躍してくれましたし。複雑な動きをするニュルニュルだのネバネバだのズタズタだのの大乱舞ですがCGがよいのでしっかりハッキリ見えて私大喜びです。人体破壊描写が優れているのがこのジャンルとして優良見本でしたわ。しかし……、しかしね、観てからあまり時間経ってないのに、どんな展開だったかほとんど憶えちょらんのよ。「いかった~」て印象だけは残ってるんだけど、ストーリーだの人物だの事件展開だのほとんど記憶に残ってない。さーっと右から左ー抜けて残らずオシマイ、的作品。数値的な出来はいいけど質的に平凡なモンスター映画だったってことかな。とにかくもいっぺん観とこっと。
■AVP2■ とにかく画面が暗いのね。環境の暗さってのは画質ほんとに暗くすること以外でいくらでも表現できるんだからさ、なかなか迫力ありげだったバトルをしっかりくっきり映してほしかったっつんです。しかし今回はプレデターも人類としっかり距離とってくれてて、エイリアンvsプレデターvs人間の三つ巴バトルが実現されてて納得できました。なんせ前作ったらプレデター・人間組対エイリアンって構図に成り果てていたものなあ。今回はエイリアンもプレデターも見境なしに人間殺しまくってくれましたわ。あ~よかった。
■スコージ■ パラサイトの造形はスッゲーいいんだよ。女のヘソからねじねじ潜り込んでくとこなんぞもう、しかもあのバッタとエビとサカナを合わせたような『ヒドゥン』路線のパラサイトだろ。たまんねーです。外に追い出してハサミで掴んでくれたおかげで全身が拝めましたと。そのぶん『ヒドゥン』を超えたよね。しかしなあ。ラブアフェアがうざったかったなあ。こっちはモンスター見れればそれでいいんで。てか人間だけのシーンはいいかげん端折ってほしいんで。パラサイトの正体についていろいろ調べものするとこもかったるかったな。警察からの不必要な逃げ隠れも時間ばっかとって鬱陶しかったな。ああいうドラマ部分は掃いて捨てるほど作られてきてるんだからもっとこう、この映画ならではの個性的なパラサイトのビジュアルで勝負してほしかったよ。って、予算の都合があるからしょうがないか。人間どうしのグダグダに時間かけないで90分フルにモンスター出したら金が続きゃしないんだろね。ああ悲し。それにしてもナイスなパラサイトの出番せめてあれの2倍くらいに増やしてほしかったよ。ま、保安官の腹にかぶりつく前にカメラ目線でグワッと牙ズラリ大口開けてくれたサービスに免じて及第点とすっか。
■エイリアンゲイト■ ほほう。宙に浮いたドゴラ状物体。あのビジュアルはよかったものの、あとはどうも暗すぎて……。異空間から一瞬でドアの外、って距離感の無さもシラケのもと。第一の犠牲者の女がガバッと窓めがけて血を吹くシーンでは「うおっ」と期待満タンだったのですが、あとはどうもチマチマし続けだったかな。でもあの血吹きシーンだけで観賞時間の甲斐はあったな。
■エイリアンノイド■ こんだけストレスの溜まる映画も珍しいなあ。のっけからナイスな幼虫が登場してくれるのでどんなすっげー巨大成虫が……、ってわくわくし続けてたんだけど。まあなんちゅーか人々の行動が支離滅裂。元妻からの電話があっただけで市長の血液そっちのけで、ってのはどうなの? それとせっかくDNAいっしょにいろいろやろうとしてる味方エイリアンに無断で敵地に乗り込んだりとかねえ。それになんなの、ラストのあのヘボイというか御都合主義な爆発は? 敵だけ選択的にぶっ飛ばして宿主人間はみんな無事かい。幼虫が腹から出てくるところとか、そのほかCGは合格点。ビジュアル良し、ストーリー支離滅裂って感じだね。ま、イモムシが良かったんでモンスター目当ての私としちゃ及第点の作品と言うべきなんかな。
■ミートボールマシン■ 古傷のはずなのに生傷的外見だったところ。あそこさえしっかり作ってくれてたらなあ。あら探しするようだけど。
■スリザー■ 『デッドリー・スポーン』と『ポゼッション』と『ソサエティ』を合体させたようないいとこどりモンスターですな。つうかモンスターたち。一種類なんだろうけどいろんな形になってたなぁ。人間ゾンビはもちろんゾンビ犬も活躍してくれましたし。複雑な動きをするニュルニュルだのネバネバだのズタズタだのの大乱舞ですがCGがよいのでしっかりハッキリ見えて私大喜びです。人体破壊描写が優れているのがこのジャンルとして優良見本でしたわ。しかし……、しかしね、観てからあまり時間経ってないのに、どんな展開だったかほとんど憶えちょらんのよ。「いかった~」て印象だけは残ってるんだけど、ストーリーだの人物だの事件展開だのほとんど記憶に残ってない。さーっと右から左ー抜けて残らずオシマイ、的作品。数値的な出来はいいけど質的に平凡なモンスター映画だったってことかな。とにかくもいっぺん観とこっと。
■AVP2■ とにかく画面が暗いのね。環境の暗さってのは画質ほんとに暗くすること以外でいくらでも表現できるんだからさ、なかなか迫力ありげだったバトルをしっかりくっきり映してほしかったっつんです。しかし今回はプレデターも人類としっかり距離とってくれてて、エイリアンvsプレデターvs人間の三つ巴バトルが実現されてて納得できました。なんせ前作ったらプレデター・人間組対エイリアンって構図に成り果てていたものなあ。今回はエイリアンもプレデターも見境なしに人間殺しまくってくれましたわ。あ~よかった。
■スコージ■ パラサイトの造形はスッゲーいいんだよ。女のヘソからねじねじ潜り込んでくとこなんぞもう、しかもあのバッタとエビとサカナを合わせたような『ヒドゥン』路線のパラサイトだろ。たまんねーです。外に追い出してハサミで掴んでくれたおかげで全身が拝めましたと。そのぶん『ヒドゥン』を超えたよね。しかしなあ。ラブアフェアがうざったかったなあ。こっちはモンスター見れればそれでいいんで。てか人間だけのシーンはいいかげん端折ってほしいんで。パラサイトの正体についていろいろ調べものするとこもかったるかったな。警察からの不必要な逃げ隠れも時間ばっかとって鬱陶しかったな。ああいうドラマ部分は掃いて捨てるほど作られてきてるんだからもっとこう、この映画ならではの個性的なパラサイトのビジュアルで勝負してほしかったよ。って、予算の都合があるからしょうがないか。人間どうしのグダグダに時間かけないで90分フルにモンスター出したら金が続きゃしないんだろね。ああ悲し。それにしてもナイスなパラサイトの出番せめてあれの2倍くらいに増やしてほしかったよ。ま、保安官の腹にかぶりつく前にカメラ目線でグワッと牙ズラリ大口開けてくれたサービスに免じて及第点とすっか。
■エイリアンゲイト■ ほほう。宙に浮いたドゴラ状物体。あのビジュアルはよかったものの、あとはどうも暗すぎて……。異空間から一瞬でドアの外、って距離感の無さもシラケのもと。第一の犠牲者の女がガバッと窓めがけて血を吹くシーンでは「うおっ」と期待満タンだったのですが、あとはどうもチマチマし続けだったかな。でもあの血吹きシーンだけで観賞時間の甲斐はあったな。
■エイリアンノイド■ こんだけストレスの溜まる映画も珍しいなあ。のっけからナイスな幼虫が登場してくれるのでどんなすっげー巨大成虫が……、ってわくわくし続けてたんだけど。まあなんちゅーか人々の行動が支離滅裂。元妻からの電話があっただけで市長の血液そっちのけで、ってのはどうなの? それとせっかくDNAいっしょにいろいろやろうとしてる味方エイリアンに無断で敵地に乗り込んだりとかねえ。それになんなの、ラストのあのヘボイというか御都合主義な爆発は? 敵だけ選択的にぶっ飛ばして宿主人間はみんな無事かい。幼虫が腹から出てくるところとか、そのほかCGは合格点。ビジュアル良し、ストーリー支離滅裂って感じだね。ま、イモムシが良かったんでモンスター目当ての私としちゃ及第点の作品と言うべきなんかな。
■ミートボールマシン■ 古傷のはずなのに生傷的外見だったところ。あそこさえしっかり作ってくれてたらなあ。あら探しするようだけど。