三浦俊彦@goo@anthropicworld

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阿呆理詰日記7533

2022-04-04 00:29:00 | アフォリズム日記
T女性が男性であることの哲学的証明:その④
  ●可能世界・最上級編
 反実仮想の中でも同一性を保つ完全な人間であるためには、T女性は男性でなければならない、という話でした。
 もし女性だとしたら、T女性は反実仮想的充実性を持たない、不完全な人間にとどまってしまう。「T女性は女性です」と不完全人間視を強いることこそ差別であり、Tフォビアである、という話でもありました。
 さて次段階は、もうここまでくれば察しがついたでしょう。
 allyの大多数を占めるシスジェンダーのあなたに問います。
「あなたがシスジェンダーでなかったとしたら・・・
a. 現実の身体性別を保ったままそこから性自認をズラした想像をするでしょうか。
b. 現実の性自認を保ったままそこから身体性別をズラした想像をするでしょうか。
 残りの推論はあなた自身で完遂できますね。
 bの場合、自分がノンバイナリーやジェンダーフルイドであるという想像ができなくなってしまいます。想像の中であれ、一般形Tを排除することは差別であり、ally的に許されざる立場です。
 よってa一択ですが、そうすると・・・
       ――可能世界・究極編へつづく