パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

川崎市の有料老人ホーム事件の闇

2016-02-17 07:27:28 | つぶやき

事件に深刻な背景がある場合、説明できないその重い事情に「闇」という言葉がよく使われる。

この有料老人ホーム事件は、「犯人が異常人格」ということだけで終わらないものを色々想像させる。

もしかしたら、他の介護施設でも、殺人まではいかなくても虐待が行われ、施設が見て見ぬふりをしているのではないか?

どうして神奈川県警は、1件目の事件を詳しく調べなかったのか?普通に考えた場合、高齢者があの高さのベランダの手すりを乗り越えて落ちるということがおかしい。おそらく解剖もしなかったし、殺人事件として立件するつもりもなかったのだろう。2度目の転落も、殺人事件として立件しなかったことは、もう警察の意味がない。

神奈川県警は責任をとるべきでは?もしかして、似たような事件があっても 警察は高齢者だから、面倒くさいから、どういう理由か分からないが、捜査していないのか?おそろしい。日常茶飯事な事例だろうか?

それからこの施設で働いている人達はどう思っていたのか?人は環境に慣れてしまうもの。劣悪な中にいても生き延びられるように、環境に適応する。異常な転落事故が続いていても、その内側にいれば、組織を守るため黙ってしまうんだろうか。ホーム運営者は、事故をどう説明していたのか?


 

介護職は激務だが、所得はその労働のわりに、低いとされている。私はせめて看護師レベルまで上げる必要があると思う。私が払う介護保険は、どこに消えているのだろう。介護職の人達の給与をもっと上げ、環境を整えることに税金が使われて欲しい。

この事件のニュースのあと、宮崎議員の辞職に伴い、京都で補欠選があると報道されていた。低レベルな人間一人の不始末のせいで、血税が使われる。このことに気付かず、まだいつか議員をやりたいという厚かましさ。

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