いよいよ秀吉が登場!
小日向さん演じる秀吉はどんな感じかなと、期待をもって見たけど・・・
どす黒い意地悪感があった。独裁者の暗黒面・暗さを強くうちだした秀吉像。
今までによく大河ドラマで見られた秀吉像とは少し違う感じがした、それが三谷脚本らしい。
いつも朗らかだけど、よ~く見ると目が笑っていない人、そういう人。若手社員に気さくに声をかけ、場を和ませるけれど、成果重視の辣腕ビジネスマン。自分が信頼できるブレーンを数人従えているが、本当は孤独な経営者のイメージか。また秀吉の「人たらし」の部分、憎めないチャーミングな感じは見られないようだ。小日向さんの今までの役柄イメージにマッチングしている秀吉像ともいえる。
家康像が今までの秀吉像みたいな感じだし、秀吉像が今までの家康像みたいな(ややこしいなぁ笑)感じがする。
ファミリー対決でいうと、ほのぼのお笑い路線の家康と家臣、波乱もあるが安定路線の真田家とは、かなり対照的な緊張感もつ羽柴家とその家臣。
ただ天才の狂気という感じでは、この秀吉では少しスケール感が足りないなと正直思ったけど。
真田パパはスケール感が大きいんだけどなぁ。
内野家康もスケール感があって好印象だっただけに少し残念かな。私の感想は。
あと・・・寧々に無理やり名古屋弁で台詞を言わせるなと(笑)
みんな標準語なのに(棒っぽい直江様も) 何故かこの羽柴家だけ、寧々だけ名古屋弁でみゃあみゃあは、おかしいよ~
まぁ利休の大阪弁くらいでやめておいて欲しい。それと秀吉の母上様は名古屋弁キャスティングだから仕方ないにしても。
上杉の景勝も切なかったなぁ・・・少し見てられないくらい恥ずかしさがあった。あ~やっぱ遠藤さんはそこに落ち着いてしまったのかという。三谷映画や脚に慣れ親しんだ人は、この感じ分かるかな。
それにしても信繁が秀吉のどこに天才の魅力を感じたのかな~(笑) そう思ったけど、まぁまた次回に期待