三菱自動車の燃費試験データ不正問題。
この不正を聞いたとき「・・・まさか」と思った。次に「・・・悲しい」と思った。
三菱というブランドに大きな傷がついた。大企業だからこそ、品格が問われるべきなのに・・・。
品格とは真逆のことをしてしまった・・・一個人の判断だろうが、不正がずっと通ってしまうシステムがおかしい。
ところで
私はデータを不正処理するのは間違っていると思っている、けれど、その試験データ不正をしてしまったことによる結果何が起こるか・・・
燃費の不正処理くらいというのもなんだが・・・その先行きのほうが、はるかに甚大な被害を受けることになると思うと そちらのほうが悲しい。
三菱自で働いている本社の社員から下請けの工場、末端の中小企業でパートで働く人達の生活に影響を与えないか・・・そちらのほうが心配だ。
ユーザーの自動車を買うという選択肢は、三菱以外にもたくさんあるが、三菱自で働くという選択肢は他に簡単に変えられない。
なんということをしてしまったのかという気持ちがする。一生懸命三菱を支えてきた人達は、この結果に泣いているだろう。悲しいな。
三菱商品としての車になるまで、たくさんの人の手を通っているのに、トップがそれを忘れてしまったのか・・・。