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「石橋財団コレクション展」、「清水多嘉示展」を観る

2024年06月16日 | 美術

アーティゾン美術館にてブランクーシ展に引き続き、「石橋財団コレクション展」を観た、いままで何度も観たものだが、新収蔵作品もある。また、この美術館は約3,000点の作品を収蔵しているので、まだ観てない作品もあるだろうからコレクション展は毎回来るたびに観たい。今回の展示作品数は92点。

今回展示されている作品で、良いなと思った作品を紹介したい(カッコ内は作品番号、作家、作品名、制作年)


(26、モネ、黄昏ヴェネチア、1908)


(27、シスレー、サン=マメス六月の朝、1884、シスレーの風景画は本当に癒される)


(32、シニャック、コンカルノー港、1925)


(38、ミロ、夜の女と鳥、1944)


(37、クレー、双子、新収蔵品、1930)


(36、カンディンスキー、自らが輝く、1924)

コレクション展に続き、特集コーナー展示「清水多嘉示」を観た。

清水多嘉示(たかし)(1897-1981)は、日本近代を代表する彫刻家、はじめ画家を志してフランスへ留学し、その後パリでブールデルの作品と出会い、彫刻に目覚める。一方で絵画制作も続け、日本人としてはじめてサロン・ドートンヌに絵画と彫刻が同時入選を果たすなど、成功を収めた。本展では新収蔵の17点を中心に、清水による絵画作品を紹介するもの

今回展示されている作品で、良いなと思った作品を紹介したい


(100、ギターと少女、1925、マティスへの共感がある)


(102、シテ・ファルギエール風景、1925)


(106、モンパルナス通り、1923-28)


(108、丘を望む、1927、セザンヌからの影響を思わせる)


(74、中村つね、向日葵、1923、新収蔵作品、清水が最も尊敬していた画家中村つねが亡くなる前年に描いた絵、ゴッホの向日葵を象徴するモチーフ、開花したものと枯れたものが混在、生と死が暗示されてる)


(78、藤田嗣治、巴里風景、1918、清水が暮らしたモンパルナスのアトリエ集合住宅シテ・ファルギエールには藤田嗣治なども暮らしていた)


(70、川上涼花、麦秋、1919)


(68、傘松ナポリ風景、石井柏亭、1923)

いい絵をいっぱい観れました

 



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