安倍晋三首相が11日から地元・山口県に入り、亡くなった支援者宅への弔問や、イベントへの参加などを積極的に行っている。平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、毎年夏のお国入りは恒例となっている。一国の首相とはいえ、お盆の時期の弔問ラッシュは欠かせないようだ。
「皆さん、こんばんは安倍晋三です。今日は十数年ぶりにこの納涼盆踊りにやってまいりましたけど、本当にたくさんの人で、笑顔でいっぱいで私も元気になってきました」
11日に同県長門市の湯本温泉納涼盆踊り大会に昭恵夫人とともに出席した首相は、マイクを手に上機嫌でこうあいさつした。
首相は7月1日に東京・秋葉原で都議選候補の応援を行った際、「安倍やめろ」のコールを飛ばした聴衆に向かい「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と反論した。この発言が野党や朝日新聞などのメディアの攻撃の的となり、後に国会で「私を批判する人たちを排除するととらえられたのであれば、不徳の致すところだし残念だ」と陳謝する事態に追い込まれた。
だが、地元では一転して大歓迎で、国会では野党から厳しい追及を受けて厳しい表情を見せる首相は終始笑顔を絶やさなかった。聴衆の反応も良く、首相が「皆さん、楽しんでいますか?」と呼びかけると「いえーい!」と応じ、あいさつ後には「安倍さん、頑張ってー!」の声援とともに「安倍さん」コールが巻き起こった。
首相の地元入りは今年2月以来、約半年ぶり。今回は11〜14日の予定でお国入りした。首相は初日の11日に同県岩国市などで4軒弔問し、12日は長門市内で父・晋太郎元外相の墓参りをした後、1軒当たり10分ほどの窮屈な日程で下関市内の10軒以上の支援者宅への弔問をこなした。
国会議員にとってお盆前後は地元の支援者を精力的に回る貴重な機会だ。内閣支持率が低迷する中、首相自ら実践した。12日に訪れた支援者宅では「やめちゃいけんよ」と声をかけられ、「分かっています」と応じたという。弔問を受けた別の支援者は「一人一人丁寧に握手し、記念撮影にも応じてくれた」と首相の訪問を喜んでいた。
12日夜は下関市内の自宅で後援会関係者と会合を開いた。出席者によると、首相は「古里に帰ってよかった。元気をもらいます」など話した。今月3日に行った内閣改造・自民党役員人事を念頭に「心機一転頑張ろう」とも語った。関係者によると、首相は今回の滞在期間中に計40軒程度を弔問するという。
以上、産経新聞
こういう支援者からの応援が大きな力になり、精神的な支えになると思います。
倒閣の動きがある中、粘り強く国会運営しないといけません。
週刊誌、ワイドショーが政治を動かしている異常な日本、簡単にリークされる状況が不思議な世界だと思います。
マスコミが強い立場にあり、マスコミを分断できないのかなと思います。
テレビ朝日、TBSに対抗する日テレ、フジテレビという形ができないのかなと思います。フジテレビと産経新聞の関係もよく分かりません。産経新聞からフジテレビに阿比留さんを出向させて報道番組を作るといいんじゃないかと思います。