<ニトリレディス 2日目◇25日◇小樽カントリー倶楽部(6,548ヤード・パー72)>
雨が降った初日とは打って変わり、朝から吹いた強い風が選手の行く手を阻んだ。難コース・小樽カントリー倶楽部で行われた「ニトリレディス」の第2ラウンド、松森彩夏が5バーディ・1ボギーの“68”とスコアを4つ伸ばし、トータル5アンダーの4位タイに浮上した。
スタイル抜群!松森彩夏のドレス姿は女子プロ写真館で!
午後組でOUTからスタートした松森は、出だしの1番で残り174ヤードの2打目を1.5mにつけて“おはようバーディ”。6番でボギーを叩いたが、9番で1.5mを決めて再びアンダーパーへ。さらに折り返しての11番で5mを決めると、14番、15番と連続バーディ。小樽の最難関16番は20ヤードのアプローチを1.5mに寄せて「バーディくらいの価値がある」パーを奪取。好位置で決勝ラウンドへ駒を進めた。
「少しショットの調子が上がってきた」と松森。6月ごろから「ドローヒッターなのに球がつかまらない」と、調子を落とし始めた。そんなときに左手の指を怪我したため2週間欠場し態勢を整えた。「スイングがカット軌道になっていたので修正しました。コーチと話してアライメントなど細かい部分をチェックして。あとは気持ち的にも“また新しい気持ち”とリセットしました」。そして先週の「CAT Ladies」で復帰。「先週から大分良くなってきた」と手ごたえを掴んで北の大地へと乗り込んできた。
また、その休み期間に行われた女子海外メジャー「全英リコー女子オープン」、男子海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」の2つをテレビで観戦。特に全米プロは初日から「夜更かしして(笑)」じっくりとチェックした。
「松山英樹選手を見ました。日本人で世界のトップを争ってるし、優勝争いもしていたので。ゴルフに対する情熱を見習いたい。感情を表に出さない人が泣いていて。それだけ悔しかったんだろうな、と思って。もらい泣きしそうになりました」
そしてもう1つ、プレーで気になることがあった。「見ていてショートゲームがとても上手かった。アメリカの様々なコンディションで引き出しがたくさんあって、その中で自分のイメージを出すのが上手い。イメージ力が豊かというか。打つ前に(イメージを)しっかりと出して、それに対する構えや打ち方を意識するようにしてパターもアプローチも良くなりました」。この日叩いたボギーは1つのみ。難コース攻略へ大きな助けとなった。
ショット、ショートゲーム共に良くなっているが、明日に向けては“欲を出しすぎないこと”をキーポイントに挙げる。「コースが難しいので、期待してなかったワケじゃないけど、無理せずできたらと思っていました。明日もバーディを獲りにいって獲れるコースじゃないので、1打1打集中してやった結果、と今日と同じスタンスでいきたいです」。首位とは5打差。無欲で差を縮めにかかる。
以上、アルバニュース
シーズン初めに期待していた選手の一人、松森彩夏だったのですが、イマイチ良くなかったですね。
指の怪我が回復して松山の小技を盗んだらしいので明日明後日も期待したいと思います。