<ゴルフ5レディス 最終日◇2日◇GOLF5カントリーみずなみコース(6,545ヤード・パー72)>
後半で追いつかれる展開にも、プレーオフが雷雨で中断となる事態にも百戦錬磨の実力者は慌てなかった。「ゴルフ5レディス」最終日、申ジエ(韓国)が黄金世代の小祝さくらとのプレーオフを制して今季2勝目を挙げた。
【写真】これがジエの新兵器 ミズノの5Wプロトタイプ
いつ再開されるか分からない、最悪、明日に持ち越されるかもしれない。そんな状況にも冷静で「とにかく集中力を失うことがダメだと思ったので、そこに気をつけました。バックナインをスタートするときの気持ちに戻ろう」とロッカー内の人がいないところで一人静かに過ごした。
約1時間40分後に再開した2ホール目。「長い時間待っていたので体が固くなっていた。固くなると力が入ってしまう」と、ティショット前に軽くジャンプをしてほぐすと、ラフに曲げた小祝に対してしっかりとフェアウェイキープ。
2打目もしっかりグリーンをキャッチしてじわじわプレッシャーをかける。小祝が3mのパーパットを決められないのに対し、7mをきっちり2パットでフィニッシュ。「ちょっと長い1日でしたね」という20ホール目で終止符を打った。
前回「サロンパスカップ」の優勝時とは使用クラブを3本変更。1Wはテーラーメイド『M2』からキャロウェイ『ローグサブゼロ』に。5Wは直近で手嶋多一が23年ぶりに替えたものと同じミズノのプロトタイプになり、パターも替えた。アン・ソンジュ(韓国)と同様に、クラブ契約フリーの立場を生かし、自分に合うギアを選んで結果に結びつけた。
「ミズノさんのクラブでまた優勝できました! 本当にありがとうございます。8月から使い始めたミズノの『プロトタイプ』5Wがとても活躍してくれました。特に今日は12番では5Wで素晴らしいショットが打て、そこから良い流れをつかむことができました。
(8月頭の)北海道meijiカップの前までパターに悩んでいて、常に4本持ち歩いていたんですが、逆に選択肢が多くていろいろ考えてしまうので8月から2本に絞りました。今週使ったエースと、イメージが出ない時に練習で使うサロンパスで勝った時の2ボールです」(申ジエ)
8月頭からのクラブ変更は、最高の形で“狙いどおり”の結果になった。「北海道meijiカップ」から2位⇒2位⇒3位タイ⇒優勝と、約3000万円の荒稼ぎに成功し、賞金ランク3位に浮上。もちろん、9月、10月とさらなる実りの秋にするつもりである。
【申ジエの優勝セッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:キャロウェイ ローグサブゼロ
(9°スピーダーEVOLUTION 569 / S / 44.75インチ)
3W:テーラーメイド M2ツアー(15°)
5W:ミズノ プロトタイプ(18°)
UT:キャロウェイ GBB EPIC(20,23°)
6I~PW:ミズノ ミズノプロ518
A,SW:キャロウェイ MD4 MILLED(50,54,60°)
PT:オデッセイ ホワイトホット#4
BALL:タイトリスト Pro V1
以上、アルバニュース
クラブは、キャロウェイ、テーラーメイド、ミズノを使用していますね。
アイアンはずーと前からミズノで、お気に入りのようですね。
ただ、ミズノのアイアンは特注方式なので高いです。
値引きしないので10万円を超えます。だから買えないですね。
ウッドは、やっぱりキャロウェイ、テーラーメイドなんですね。