◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目(8日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)
鈴木愛が痛恨の5パットで優勝争いから脱落した。通算3アンダー14位タイから首位を追い、8番(パー5)でパーオンに成功しながらトリプルボギーをたたいた。通算イーブンパーの31位タイに後退。右手首痛から約2カ月ぶりに復帰した試合はムービングデーに沈んだ。
前夜からの雨が上がった正午過ぎ。バーディとボギーを2つずつ記録して迎えた8番、鈴木が悪夢を見た。3オンさせた後、手前からの20m以上のバーディパットは、段を上りきらずに元の位置に戻ってきた。セカンドパットは強すぎてピンの脇をそれて奥のカラーへ。さらにそこからパターで3打を要してカップインさせた。
フェアウェイからの3打目も「しっかりフェアウェイから打ったのに、(グリーン上の)段に当たって手前に戻ってきてしまった」と残念がった。欠場が続き、試合勘を取り戻そうとしているところで、おまけに連日の雨とパットの距離感もつかみにくい。「パターで5回打ったのは人生で初めて。4パットもほとんどない。カチンときました」と唇をかんだ。
「腹が立ってしょうがなかった。やっぱり平常心で戦うのは難しい」と精神的なダメージも大きかった。続く9番以降は8ホール続けてパーを並べ、トップとの差は12ストロークに。最終日こそイライラを静めるプレーで締めくくりたい。(富山県射水市/桂川洋一)
以上、GDOニュース
こういう悪夢は何回も経験していますが、プロでもあるんですね。
さすがに鈴木愛も精神的にがっくりきたのでしょう。
ゴルフは甘くありません。
練習した分、うまく行くものであり、怪我で練習できなかった結果が今回のゴルフなのでしょう。