◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯初日(6日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)
小祝さくら、申ジエ(韓国)、鬼頭桜、濱田茉優の4人が5アンダーの「67」で首位発進した。小祝は5バーディ、ノーボギと快調な滑り出しを見せるなど、前週の「ゴルフ5レディス」でトップ10入りした4人が勢いをみせた。
前週、プレーオフの末に初優勝を逃した小祝は、最終ラウンド直後に富山へと向かう車中で悔しさを噛みしめていた。「いろんな方からLINEメッセージをもらって、見ていたら『あっけなく終わってしまったな』と…」。普段は映画くらいでしか流さない涙も溢れたという。
簡単には気持ちを切り替えられなくとも、状態の良さは今週も堅持していた。5mを沈めた序盤3番から2連続バーディを奪い、その後も「きょうはショットがブレなくて、グリーンを外す気があまりしなかった」とノーボギーフィニッシュ。宿敵になった申がまた、順位表のそばにいる。「キャディさんとリーダーボードを見たときに『やっぱり(上位に)来るよね』と話しました。またチャンスがあったら(プレーオフを)やってみたい」とリベンジに臨む気でいる。
首位と1打差の4アンダーにチャン・ウェイウェイ(中国)、香妻琴乃、原江里菜、福田真未、三ヶ島かな、葭葉ルミ、有村智恵、テレサ・ルー(台湾)が並んだ。
約2ヵ月ぶりに戦線に復帰した鈴木愛は4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」で20位。専属キャディと離れて心機一転を図ったイ・ボミ(韓国)だったが、2バーディ、5ボギー1ダブルボギーの5オーバー「77」で120位と、自己ワースト順位で初日を終えた。
今季最高額となる総額2億円(優勝賞金3600万円)が懸かったメジャー大会。上位は僅差でひしめく混戦模様となっている。
<上位成績>
1T/-5/小祝さくら、申ジエ、鬼頭桜、濱田茉優
5T/-4/チャン・ウェイウェイ(中国)、香妻琴乃、原江里菜、福田真未、三ヶ島かな、葭葉ルミ、テレサ・ルー(台湾)、有村智恵
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20T/-2/鈴木愛 ほか
30T/-1/アン・ソンジュ(韓国)、比嘉真美子 ほか
120T/+5/イ・ボミ(韓国)ほか
以上、GDOニュース
小祝さくらには、今週こそは、シンジエを破ってほしいものです。
4日間安定してラウンドできる選手は誰でしょう?
シンジエ?
鈴木愛?
比嘉真美子?
それとも若手の小祝さくら?
私はやっぱり、香妻琴乃の初優勝を望んでいます。