【北京・河津啓介】中国は2月5日の春節(旧正月)に向け、帰省や旅行の混雑期を迎えている。中国政府は3月1日までに前年比0・6%増の延べ29億9000万人が帰省などで車や鉄道、飛行機で移動すると見込む。
中国メディアによると、オンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)は4億人超が旅行先で春節を過ごすと予測。このうち国外旅行者は前年予測より50万人多い700万人で、1人当たりの平均費用は1万元(約16万円)に達するとみられるという。
人気の旅行先は(1)タイ(2)日本(3)インドネシア(4)シンガポール(5)ベトナム――など。近年は日本と東南アジア諸国が上位を占める傾向が続いており、旅費や物価の手ごろ感が理由とみられる。
韓国はトップ10圏外に低迷。2016年に在韓米軍の「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備が決まり、中韓関係が冷えこんだ影響が尾を引いている模様だ。
一方、大手旅行代理店のJTBによると、日本の年末年始の国外旅行の人出予測は過去最多の延べ73・4万人、1人当たりの平均旅行費用は21万4000円だった。
以上、毎日新聞
中国からの観光客は来なくて結構です。
京都など、観光客が多すぎて地元の人たちは迷惑しています。