◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(1日)◇カントリークラブ・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州)◇6535yd(パー71)
前日はサスペンデッドを挟んで約7時間。この日は中断なしで5時間45分。長時間のラウンドに疲労の色は隠せなかったが、イーブンパー「71」で回った比嘉真美子は首位と1打差の通算6アンダー3位と好位置をキープした。
普段は2サムで組まれる決勝ラウンドだが、サスペンデッドの影響で3サムとなった。スタート直後の2番から、前の組のプレーを待つ長い1日が始まった。
4番、5番と長いバーディパットを沈めてスタートしたが、7番でショートサイドのバンカーに入れてボギーとし、バーディが欲しい9番(パー5)も、グリーン手前からのアプローチをミスしてパー。「9番のパーはボギーくらいの感覚」。続く10番もボギーとして、2日目以降初めて首位の座から陥落した。
1番からのワンウェイスタートで、これだけ時間が掛かることは想定していなかったと比嘉は言う。「集中力が薄れていたのかもしれないです。中だるみしていたことは否めない」と12番もキャリーでピンをオーバーして、この日3つ目のボギーをたたいた。
それでも、今週はピンチをパターが助けてくれる。14番で上から6mのバーディパットを沈めて「『ありがとうございます』という感じでした(笑)」と、スタート時のスコアに戻した。首位を走っていたセリーヌ・ブティエ(フランス)が16番をボギーとして、終わってみれば首位と1打差。「大崩れもしていないし、悪い位置でもない」と、優勝争いに踏みとどまった。
42年ぶりとなる日本勢のメジャー制覇まであと18ホール。「この2日間、イーブンと足踏み状態が続いているので、あすはアンダーを出していけるようにしたい」と目標は明確だ。
「3(%)くらいしか残っていない」と表現した自身のエネルギータンク。「きょうは寝られるだけ寝て、食べられるだけ食べたい」と、今晩は差し入れの“うな重”で急速充電するつもりだ。(サウスカロライナ州チャールストン/今岡涼太)
以上、GDOニュース
今回は大きなチャンスですね。
比嘉真美子はやってくれそうな気がします。
L.トンプトンが調子を上げているので優勝争いすると思います。