東京オリンピック、ゴルフ女子の第3ラウンドで、日本の稲見萌寧選手がスコアを3つ伸ばして通算10アンダーの3位に浮上し、畑岡奈紗選手も通算8アンダーの7位につけ、7日の最終ラウンドでメダル獲得に挑みます。
埼玉県川越市で行われているゴルフ女子の第3ラウンドで、通算7アンダーの6位から出た稲見選手は、3番パー4で長い距離のバーディーパットを沈めると、5番と6番で連続バーディーを奪いました。
後半も2つのバーディーを奪い、一時は単独2位に順位を上げましたが、18番をボギーとしてスコアを落とし、この日はバーディー5つ、ボギー2つで通算10アンダーとして、首位と5打差の3位に浮上しました。
また、通算4アンダーの11位から出た畑岡選手は、1番をボギースタートとしましたが、5番のパー5をバーディーとして取り返しました。
前半で4つのバーディーを奪うと、後半も安定したゴルフで、この日はバーディー6つ、ボギー2つで、通算8アンダーにスコアを伸ばし、7位に順位を上げました。
2人は、7日の最終ラウンドでメダル獲得に挑みます。
日本とフィリピンの国籍を持ち、フィリピン代表として出場している笹生優花選手は、通算4アンダーにスコアを伸ばし20位につけています。
世界ランキング1位で、アメリカのネリー・コルダ選手が通算15アンダーで単独首位を守り、インドのアディティ・アショク選手が通算12アンダーで単独2位につけています。
稲見「夢の舞台 ずっと上位に」
通算10アンダーで3位に浮上した稲見萌寧選手は「18番ホールでのボギーは、ちょっともったいなかったがプレッシャーはなく、夢の舞台なので楽しめている」と6日のラウンドを振り返りました。
そのうえで「メダルというのは、あまり意識していないが順位は上げたいと思う。少しずつでもスコアを伸ばして、ずっと上位にいれたらいい。あすもやることは一緒なので、楽しくゴルフができたらいい」と落ち着いた様子で、7日を見据えていました。
畑岡「1つでも多くスコア伸ばすことに集中」
通算8アンダーの7位につけた畑岡奈紗選手は「1番をボギースタートで途中、苦しい部分があったが、ティーショットの距離が戻りつつあり、ピンポジションがタフなところもあるなかで、ところどころよいパーセーブができた。欲を言えば、あと3つスコアを伸ばしたかったが、少しでも順位を上げて終われそうでよかった」とほっとしたような表情を見せていました。
7日の最終ラウンドに向けては「まだ考えながらスイングしてしまっているところがあるが、最初の2日間と比べたら、きょうはよかったので、あすはより自信を持って振りきれるようにしたい。上位とは、かなり厳しい差が開いていると思うので、1つでも多くスコアを伸ばすことに集中したい」と話していました。
貼り付け元 <https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210806/k10013185151000.html>
以上、NHKニュース
明日は、台風の影響も出ると思われる。
そういう環境の中でのプレイはどうなることでしょう?
第1希望は、稲見、畑岡が二人ともメダルを奪取することです。
おそらく、男子の場合と同じく、3位タイが5,6人いてプレーオフで
戦うパターンになる確率は高いと思います。