中国共産党高級官僚の汚職や社会問題などの暴露サイトの創設者で、現在は日本に留学中の肖彦鋭(シャオ・イェーンルイ)さんが、日本の住居近くで身元不明の男らから脅しに遭っていたことが、大紀元の取材でわかった。
肖さんが運営する暴露サイト「支納維基」は、2019年5月から6月にかけて、習近平主席や娘の習明澤氏、義弟の鄧家貴氏らの個人情報を掲載した。情報は以前から漏洩していたものだったが、中国当局はこのサイト運営側の糾弾し、これまでにサイト技術者ら24人を起訴し、有罪判決を下した。
肖さんは2017年から、コンピューターサイエンスを学ぶため、日本に留学している。
玄関先に現れた二人組の男
肖彦鋭さんは大紀元の取材に対し、一部始終を語った。
7月30日午後6時10分頃、肖さんの自宅の玄関先に中国東北部なまりの中国語を話す二人組の男がいた。男らは肖さんに詰め寄り「きみは違法行為を行った」「逃げ切れると思うな。(中国の)警察はすでに捜査を始めている」などと言ったという。
肖さんはすぐさま日本の警察に通報した。電話で警察と話していると、二人の男は逃走した。警察が到着するまでの間、二人のうち一人が自宅前の路上に戻り、スマートフォンを操作し始めた。肖さんはその様子を撮影した。
「中国東北地方の出身者で、屈強な男だった。私の住む家は大通りに近く、車の通りが多かったことが不幸中の幸いだった。人目に付きにくい場所だったら、なにかされていたかもしれない」と肖さんは述べた。肖さんは、男二人は中国共産党当局と関係があると考えている。
米ラジオフリーアジアによると、 肖さんの立ち上げた共産党幹部の不正や個人情報を暴露するウェブサイトの事案で、中国の警察は関係者らを追跡し、嫌がらせを行なっている。中国警察は「手柄」のために、捕らえた若者に拷問を行うことで偽りの「自白」をさせているとの情報もある。14年の刑期が下った「支納維基」の技術者である牛騰宇さんの母親は、息子の冤罪を訴え、控訴することを明らかにしている。
日本に伸びる中共の「長い腕」
肖さんもまた、長らく中国共産党の公安警察による嫌がらせを受け、中国に帰国するよう迫られている。しかし、不当な扱いを受けることを恐れ、中国には戻らない考えだ。「判決文のいたるところに私の名前があり、主犯にされている。『一般庶民を苦しめた』などと書かれてある。もし私が帰国すればきっとひどい目に遭うだろう」。
中国共産党当局は、肖さんに帰国と出頭を求めるため、たびたび携帯アプリにメッセージを送信していた。母親への情で肖さんにゆさぶりをかけ、帰国と出頭を求める文言が並ぶ。
「今年の旧正月、きみの母親に会いに行ったよ。問題を解決し、社会の紛糾を解決するのが仕事だから。」
「体の調子はどうだ?」
「きみの母親にわずかばかりの希望を持たせてあげないと。まだ若いから、親心が分からないかもしれないね。」
「母親に希望を持たせるためにも、協力したらどうか。これこそ正しい道だ!」
肖さんはまた、中国共産党体制の抑圧が日本という海外にまで及ぶことに、憤りを感じている。
肖さんの中国の実家には、警察がたびたび訪れ、圧力をかけている。このため、学費の仕送りも難しくなるとみている。「卒業まであともう少しだ。しかし今学期の学費を払うことすら難しい現状だ。もし学業を継続することができなければ、留学ビザを取り消されるかもしれない。そうなると国外退去、最悪、中国に送り返される可能性もある」。
帰国を拒む肖さんは、難民申請も含めて、日本滞在のための準備を進めているという。
(取材・李新安、翻訳編集・王文亮)
貼り付け元 <https://www.epochtimes.jp/p/2021/08/76988.html>
以上、大紀元ニュース
チャイナの動きは日本の中にも中国の警察の手が伸びていることは事実のようです。
中国に住む親族を人質に取られているので、台湾有事の際は中国留学生によるテロが
発生することでしょう。
日本は、スパイ防止法作成するとともに公安のバージョンアップが必要です。
日本はチャイナから舐められています。
チャイナの手先、公明党、二階を潰さないとダメですね。
次期選挙では排除しなければならない。