前回に続いて、私が実際に体験した路線バスをご紹介します。
それは、「ワンマンバス」ではなく、「ツーマンバス」です。
私の出身大学のキャンパスに通うのに利用していた「山陽バス」で神戸市のJR垂水駅から出ています。
バスにもきちんと「ツーマン」と表示されています。
通常の路線バスは、運転手の方が一人乗車されていて、運転、アナウンス、ドアの開閉、運賃の確認など、全て一人でされるのが
一般的だと思います。
しかし、この「山陽バス」の場合は、運転手の方の他に、車掌さんが乗車されます。
車内アナウンス、ドアの開閉、運賃の確認などは、この車掌さんがします。 そして、降りる場合は、ボタンを押すのではなく、
手を上げて、車掌さんに知らせます。すると、「ハイ、次、停車!」と言って、運転手さんにマイクで知らせます。
何故、ツーマンなのかというと、この垂水駅周辺は坂が多く、カーブも多いため、対向車の行き違いが容易ではありません。
ですので、ワンマンだと、確認しづらいなど、色んな弊害があって、それで、ツーマンバスが運行されていたようです。
あれから、20数年、だいぶ垂水には、行っていませんが、まだ運行しているんでしょうか?
またあの「ツーマンバス」に乗ってみたいような気がします。
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