「流し」って今は、若い年齢層の方にも、分かるでしょうか?
流し台のことではなく、ギターを持って、酒場などを歩き、リクエストに応じて、弾き語りをする方の事を謂います。
先日、NHKの大阪関連ニュースの中で、大阪ミナミを拠点として活動されている「流し」の方にスポットを当てていました。
普段は、神戸でミュージシャンとして活動されている、そえんじさんという方で、毎週金曜日の夜になると、ミナミの法善寺
界隈を練り歩きながら、リクエストに応えて、弾き語りをされています。
「流しでんねんけど、一曲どうだっか?」という大阪弁で、リクエストを求めて、声をかけて廻っています。
「一曲500円」と書かれたタスキをかけて、歌を披露して、一日30曲ぐらいのリクエストがあるそうです。
「歌には、メロディや歌詞の中に、その人だけの思い出が込められている。だから心がある歌を歌いたい。」という想いで、
「流し」をされています。
なかなか、割の合わない仕事かもしれませんが、「想いに心で応えたい。」という仕事に対する熱い思いは、当店としても
見習わなければいけない姿勢だと感じました。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com