非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

キャパシティーハットの実験をしてみました

2013-07-26 20:50:40 | キャパシティハット
どうも空電ノイズが多いなと思ったら、雷光がピカピカ。

ローカル局が昨年、誘導雷でリグを壊したとの事ですので、雷が近づいてきた時と外出する際は同軸、グランド、AC等々全て外すようにしています。

今日は休みを利用して、自作キャパシティーハットの検証をしてみました。

そんなに難しい話ではないのですが、キャパシティーハットのある時と無い時の共振周波数の移動について。

モービルホイップはコメットのHR14を使用。

キャパシティーハットはステンレスの針金で作ったお手製のもので、半径3.5センチの円形です。円の中は十字になっていて、モービルホイップエレメントの先端にステンレス半田で取り付けています。

検証中は当然のことながら、モービルホイップのエレメント長は一切変えません。エレメントを最奥まで押し込んだ位置で測定を開始。以下は共振周波数を示しています。(各測定点ともVSWR=1.06、Xc=0.5Ωでした)

キャパシティーハット円形付き‥‥・・・・・・・・・・→ 13812KHz
キャパシティーハットをニッパで半円に切断・・・→ 13972KHz (160KHz高い方に移動)
骨組み一本のみ(つまり7cmの横一本)・・・・・・→ 14184KHz (更に212KHz高い方に移動)
キャパシティーハット無し・・・・・・・・・・・・・・・・・・→ 14350KHz (更に166KHz高い方に移動)

だから何なの?と言われてしまいそうですが、とりあえずこんな結果になりました。

小さな円形を先端に取り付けるだけで、500KHz以上も共振周波数を変えられますので、自作のローバンド用バーチカルなどでこれ以上は長さが増やせない時には重宝しそうです。

忘れていなければ、今年の冬はコイルとハットを組み合わせて超短縮1.9MHz用アンテナでも作ってみようかなと思います。




丸い容量冠

2013-05-13 23:43:36 | キャパシティハット
諸先輩方のホームページ等で勉強させて頂いておりますが、その中で「丸い容量冠はノイズを減らす」という内容の記事を目にし

ました。で、さっそく真似て作成。


皆さんがおっしゃる通り、ノイズ減ります。感謝感激。


容量冠はステンレスの針金で作って、ステンレス用のハンダで取り付けました。

ノイズの低減に加えて、その容量を再認識。

ちょっと大きめのサイズになりますと(と言っても直径10センチ程度)、21MHzホイップの場合、1MHzほど低い周波数に同調しま

した。


ノイズ低減の度合いは、他の方の経験談に近い感じで、S2前後は減ります。

IC7600のPREAMP2(+20dB)を入れて、Sメーターで2程度しか振りませんので、だいぶ静かになりました。

先般の記事でも書きましたが、この春からの新しい住居は周囲のノイズが結構多いので、本当に助かります。


それともうひとつ良かったことは、R≒50ΩとX≒0Ωが両立できるようになったこと。

これが一番嬉しいかも。

14、21MHzとも狙う周波数(CW帯)で、SWR=1.01~1.02、X=0Ωです。

7MHzはいまだに上手く行っていませんが・・・・・・


今日はこの丸型容量冠で、SM2、E77、8Q7、EW1とのQSOが出来ました。

近いうちに、マッチング回路を組んで給電点に入れてやろうかなと思います。

とりあえずはこの2週間で10、14、21のマルチになりますが、20カントリーを越えましたので、そこそこ順調な感じです。