今月号のCQ誌はノイズ対策という事で、一昨日の仕事帰りに買ってきました。
愛するクランプコア(イモムシ)が随所に登場します(笑)
”一個とかではおまじないにもならない”、”同軸の電磁シールド化等々”、うんうん、そうだそうだよねと、うなずきながら読みました。
アパマンハムの利点で我が家の同軸長は7メートル弱ですが、その全ての区間がクランプコアで覆われています。 合計170個(笑)
ちなみに170個、PCショップや部品屋さんで買ったら高くつきますが、私はいつもとあるお店にお世話になっています。
ここはTDKラムダの特約代理店でとても親切ですし、何よりも5D同軸にパッチンするクランプコア一個あたり120円(税抜)という価格が嬉しいです。 数ヶ月ごとにまとめ買いして、一年がかりで着々と170個そろえました。
TX・・・DCF-RF-61LLK(CMF)・・・HY3K-HG(LPF)・・・CMF-1K(CMF)・・・クランプコア(TDK製170個)・・・・・ATU
こんな流れでセットアップしてあります。 「こんなにフィルター入れたら減衰するんじゃないの?」なんてからかわれることもありますが、給電点直下での出力に減衰は見られません。(数ワットはありますよ(笑)) アルミパイプエレメントとこういうスタイルでやってきましたが、この一年でDXCCエンティティーも120ほど増えましたので、多分大丈夫なんじゃないかなと思っています。 仮に減衰とかが起こっていても、インターフェアにより苦情が入ったり運用が出来なくなったりするよりは・・・・・
理論上のインピーダンスはどれくらいなんだろうと考えてみました。
14MHzを想定すると、DCF-RF-61LLK(26kΩ) + CMF-1K(10kΩ) + クランプコア(90Ω*170≒15kΩ)
あくまでも理論上の話ですが、51kΩという値になります。 50Ωに対して51KΩ(やりすぎ?)
送信側のノイズ対策が受信側のノイズ対策につながるという事もCQ誌に書かれていましたが、私も同じ考えでやっています。 集合住宅内でインターフェアは絶対に出せないという事がスタートで、いつの間にか受信ノイズも減っていたという感じでしょうか。
受信側に関して言えば、バンドノイズの多い7MHz(MODE:CW BW:500Hz PREAMP(20dB):ON)という状態で、Sが3~4というところまで達成できています。 通常、7MHz前後でPREAMPをONにするようなことはないはずですので、ノイズでSが振れるということはありません。ミドルバンド以上になるとPREAMP(20dB)を入れたとしても、Sは0です。
他の方のブログにも書かれていましたが、ノイズの聞こえ方が、”ザー”から”サー”になったとか、ノイズブランカの効きが良くなった感じというのにも同意できます。(最近はノイズブランカの出番は少なくなりましたが。。。。) 我が家でも同様です。
ここから先はどこでも効果が出るか不明ですので、それをご承知置きの上でお読みいただければ幸いです。
今月のCQ誌にもちょっとだけ書いてありますが、集合住宅のノイズ発生箇所は鉄筋や鉄骨という部分が考えられます。 鉄筋をグランドとして利用しているのであれば、色々なものが流れ込んでくるのは容易に想像できます。 以前の記事にも書きましたので繰り返しになってしまいますが、我が家のノイズ発生箇所で最も強いのが窓枠サッシ部分です。 この窓枠は鉄筋につながっています。 クランプコア、我が家で最も効果があったのは同軸ケーブルと窓枠のサッシが接する部分への装着でした。 ATUはベランダ手すりの下部についているのですが、そこから出た同軸はベランダ床面経由で窓の際の部分を約2メートルほど這い上がってきます。 まさにこの部分です。 同軸はノイズ発生箇所である金属体(窓枠)に密着する形で2メートル近くもコンデンサみたいに同居しています。 この部分からのノイズが強いことを確認した手段は、ハンディーレシーバー(AMラジオでも可。 FMはだめです)のアンテナの先端を色々なところに接触させながらの探索です。 参考になるかどうか分かりませんがメモしておきます。