非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

TVI調査(1)

2016-07-27 05:32:44 | タワー建設

数日前に実家に戻ってTVI調査を行いました。

今回は地元の電気屋さんにも来ていただいての調査。

 

現在の状況。

* チャンネルを問わず出力を上げると画面が乱れ始め、最後はブラックアウト。

* 障害は地デジのみで、BSは問題なし。

 

地デジ受信電界強度

* 強いと思っていたが意外にも弱かった。

 中継局から我が家の方向の出力を絞ってあるそうです(混信対策)

* 地元の中規模中継局から東京スカイツリーに向ける方が良好になる。

 テレビ内蔵の受信レベルメーターでも各局、60/100が98/100という感じ。

* 上記の結果はアンテナ直下での測定でも同一傾向

* 近いお宅が一軒、比較的近いお宅が一軒あって、次回伺って調査したい。(障害の有無)

 

色々と検証した結果内容

* テレビ本体の真横に無線機(50ワット)+ダミーロードでは障害なし。

* タワートップに給電点を設けて送信すると障害が発生する。

 弱い方の地元中継局の場合だと、アンテナアナライザー出力(20ミリワット)でも障害発生

 スカイツリーに向けると50ワット出力でも障害は出ない。

 ただし、抑圧は甚大(上記のレベル98/100が60/100という感じになる)

   それでも画面が乱れないのは60/100というレベルをかろうじて維持しているから。

* タワー基部に給電点(ATU)を置いてタワー本体をアンテナエレメントにすると障害なし。

 抑圧のレベルも非常に小さい(地元局でも60/100が58/100という感じの低下にとどまる)

 そういえば今思い出したことが・・・・・・

 このパターンの時はテレビ同軸と無線同軸の並行部分が無いです。

 タワーから引き下ろしてくる同軸は2メートルくらいでしょうか、20センチ間隔くらいで並行しています。

 でもこれについては前々回検証して、TVIとの因果関係が否定された記憶も・・・(次回の宿題)

* テレビアンテナ直下のブースターなどは約20年前の古いものだったが、内部はきれいだった。

 

このような感じです。

HFのどの周波数帯で送信しても抑圧が大きいことも判明しました。

ダミーロード検証からはテレビ本体に直接飛び込んでいる事はなさそうで、テレビアンテナやその真下の

ブースター、はたまた途中の同軸の接続部(古いタイプでF接栓になっていないむき出しタイプ)や同軸自体

への混入のような感じです。

最も気になるのが、東京スカイツリーに向けて、それなりの受信レベルになっているにもかかわらず、

大きく抑圧されること。

例えば今のアパマンシャックの場合、ベランダアンテナと集合住宅の共同アンテナの距離は至近です。

それでもびくともしません。

 

今後のやり方としては、テレビアンテナ系の換装から取り掛かってみようかと思います。

それとご近所への調査。

これでもダメな場合は、タワー位置や高さの変更でしょうか・・・・・・かなり面倒(笑)

確かに5メートルくらい給電点をテレビアンテナから遠ざけると障害が無くなりますので。