仕事が休みで台風前の晴天でもありましたので、MLAと新調したノートPCを持って移動運用に行ってきました。
とりあえず今日の目的はFT8移動運用の練習と課題見つけみたいな感じです。
場所は名古屋港です。単身赴任先から車で40分ほど走ります。距離は10キロくらいなんですけど、信号も交通量も多くて。
それにしてもやはり都会は移動運用場所探すだけでもひと苦労です・・・・
さて本題です。
昨晩のうちに部屋で予行演習していましたので、PCと無線機の連接は問題なくいきました。
IC-705のバッテリー節約のためGPS機能はOFFにして、外付けのGPSレシーバをUSB接続。
最初は国内の7メガから。
出力は最初の1時間が1ワット、その後1時間は500ミリワットで運用しました。
2時間で39局。QSO頂いた各局、ありがとうございました。
MLAはやはり侮れません。
いかに国内FT8といえども、こんなに小さなアンテナで!?って感じです。
それと飛ぶ飛ばないの前に、とにかくノイズが少ないです。
もらったレポートから考えると、国内はMLAと100ミリワット程度でQRP運用が十分に楽しめるなと思いました。
自分の場合はアワード等は追いかけていないため、FT8に関してはQRPに拘った運用の方が面白いかも知れません。
2時間ぶっ通しの国内7メガの後は、14メガにQSYしました。
こちらはIC-705付属バッテリー運用時の最大出力、5ワットで。
受信はヨーロッパ方面が強力でした。MLAの受信は極めて優秀だと思います。
送信は御覧のとおりで5ワットだと、今日はインドネシアまでは飛んでいきました。
運用開始から2時間50分くらいでIC-705のバッテリー表示が赤くなり、もうぼちぼち止まるかなと思っていたら
3時間ぴったりでバッテリー切れして電源が落ちました。
GPS機能もOFFにしていて、500ミリワット運用にもしているのでもう少し持つかなと思っていましたが、
意外にバッテリー消費量は多かったようです。
ノートPCの方は3時間の運用中、Wi-fIはつなぎっ放しでPSK ReporterやDX Summit等に受信データの常時
アップロードをして、JTDXもフル稼働でQSOデータのLoTW、eQSL、ClubLogへの自動アップ、GPS受信機への
給電などをしていましたが、運用終了時の残バッテリーは65%であと6時間半と表示されていました。
初めてのFT8移動運用でしたが、とても楽しめました。
課題としてはやはり無線機の電源ですね。
IC-705の付属バッテリーは1,880mAhとかなり容量が少ないため、FT8運用には少な過ぎると感じました。
実際少ないです。
そこで電源としてUSB-C PD対応のモバイルバッテリーを入手しようと思います。
昨年、同じことを考えていてモバイルバッテリーとIC-705のインターフェースだけは手元にあります。
45W(15V 3A)で、IC-705は10ワットまで出せるようです。
偶然、今回買ったノートPCも45WモバイルバッテリーのPD対応USB-C端子があるので、とても好都合です。
AnkerのPowerCore+ 26800 PD 45Wが最適かなと思っています。
アマゾンで3時間ちょっとで満充電出来るAnker製の急速充電器付きで9,999円!
高いけれどもせっかく手に入れたIC-705を使い込むためには、絶対に買いの一品かと。
26,800mAhの超大容量で15V 3Aが出せるとは、まさに移動運用のために作られたと勝手な解釈しています(笑)
次回はAH-705でFT8移動運用してようと思いますので、結果はまたアップします。