非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

感謝

2015-06-09 05:23:22 | DXCC/DX QSO

DXCC(MIXED)のコンファームが200になりました。

昨年の今日、DXCC100リーチの記事をアップして、偶然にも今日DXCC(MIXED)のコンファームが200となった事を書いています。

昨年の4月にDXCC70を越えて100を意識するようになって、100の次は125、そして150という感じでやってきました。

200までは比較的簡単とか、100はコンテストで一晩あればというような話も耳にしますが、例えばモービルからしか出られない、QRPしかできない(やらない)、アパートやマンション住まいでしかも低い階での運用等々、運用条件は千差万別。 私はどこであってもひとつの交信が素晴らしいと思っています。 DXCC1であっても10であっても、それはとてつもない距離への電波での旅ですごいことだと思います。 ちなみに私の場合はDXCC200に約25年かかりましたが、なんでそんなにかかるのという人もいれば、ずっとアパマンハムでアルミパイプアンテナなのにすごいねという人もいます。 だからと言って高いタワーにKw出力が悪いかというとまったくそんな事はなく、私もそんな設備でやってみたいなと憧れています。

いずれにしても楽しみ方、感じ方は人それぞれで、私の場合はDXCCを増やすことを目標とすることで、限られたスペースでいかに効率よく電波を飛ばせるか、そしてノイズ対策などでどれだけ小さな電波を拾え出せるかというようなことを考えるきっかけというか動機付けのようなものにしています。 もちろんDXCCが数字的に増えていくのも嬉しいです。

そしてこのようにしてDXCC200達成云々ということを書いていられるのは、他でもない電波伝搬を支えている自然現象、こちらからの電波を拾い上げてくれる相手の技量、アンテナ、受信機といったもののお陰でもあり、それ以前に無線技術の発見なり発明といったものの存在が大前提です。

その他、電力会社から供給される電気、ベランダに取り付けているATU、机の上の無線機や電鍵、ロギングソフトやSDR受信機、同軸ケーブル、エレメントに使っているアルミパイプ、ノイズフィルター、CQ誌に掲載されるノウハウや伝搬予報等々、数え上げればキリがないほど多くのものや人に支えられて、こうやって無線が楽しめているんだなとつくづく思います。

話が飛躍しますが、無線をできる身体や境遇といったものを与えてもらっていることにも感謝しなければなりません。

今から数十年前、ほんの数十メートルしか飛ばない小さなプラスチック製のおもちゃのトランシーバーを買ってもらって、妹と隣どうしの部屋で交信したのを思い出します。 たった数メートルの伝搬でしたが、とても興奮したその感覚、今でもはっきりと覚えています。 その後、数メートルが数十キロ、数百キロ、そしてとてつもなく遠いところになっていったわけですが、最初の感動を忘れず感謝の気持ちでこれからも無線を楽しんでいこうと思います。

私は今、運良く集合住宅の5階に住んでいますが、これまで1階や2階住まいも結構多かったです。 そのような中でもその時々の環境に合わせて楽しませてもらって来ました。 なかでも2階住まいの時、2mくらいのちょっと長めのモービルホイップで、3.5MHzのSSBでアフリカと交信できたことが印象的です。

制約の多いアパマンハムの方、何かしらの解決策はあると思いますので、どうか諦めずに一緒に楽しんでいければと願っています。

 


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