ニューアルバムをひっさげて、マイケルシェンカーフェスト(MSF)来札です。
まずは恒例、500円ビールで乾杯。
MSFの公演はここ、Zepp Sapporoでの2016年以来ですが、今回もオールスタンディング超満員です。
テッド・マッケンナ(dr)、クリス・グレン(b)、スティーヴ・マン(key, g)の鉄壁リズム隊、前回も来日した歴代ボーカリスト、グラハム・ボネット、ロビン・マッコーリー、ゲイリー・バーデンの黄金期メンバーに加え、今回、レインボーのボーカルも勤めたドゥギー・ホワイトが参戦。超強力な布陣での北海道征服、いや、日本征服の洗脳シナリオなのであります。(実は、我々は既に、UFO時代のアルバム、「宇宙征服」から支配されていたのかもしれないが。。)
マイケルのスーパープレイは相変わらず健在。2時間越えての演奏でもほとんど弾きっぱなしで、タフさもスゴい。
今回はマイケルがMCをとる場面が多く、ヒストリー感を演出して、よりドラマチックな展開を試みたようですが、やはりちょっと向いてないかも。。でもファンを喜ばせたい気持ちが伝わってくるようで、私には微笑ましく見えちゃった。
グラハム・ボネットが大好きな私。オールバックにグラサン、ジャケット姿で、へヴィメタルシンガーの特徴である長髪を拒み、かたくなにそのルックスを変えないグラハム。若いときなんかジェームスディーンにそっくりで、めちゃカッコいいんだが、なんだか、やすきよのやっさん(横山やすし)ぽいんだよなー。だんだんタモリにも似てきた感じするしね(爆)。今回もハイトーンボイス出てて、この歳(70歳?)でも本気でロックに向き合っているスゲー人。マジに尊敬します。
ライブ終了後、すすきののバーShigekiyoさんへ集合。マスターのお陰でチケットをとってもらってますので、当然本日のライブのおさらいをこちらで。ギター・ベース&アンプ、ドラムが用意されており、お店の常連さん同士セッションをしたり、お互いのロック人生を語り合ったりして、楽しいひとときを過ごしました。若いのに、IN TO THE ARENAのリフを完コピしている子(明らかに私らの世代ではない)もいて、過去のロックも世代を越え、未来へ引き継がれて行くのだと、しみじみ思うのだなー。。
それにしても、グレイトなアーティストが、たびたび札幌にやってくるのは、ほんと刺激になりますよね。普段聴かなくなってる昔の曲を、生で耳にインプットしたとたん、冷めていた血が一瞬で沸き上がるのだ。じいさんになっても、きっとこれだけはやめられないんだろうなー。
(記事:2018年9月 Update:2020年4月)